プレスリリース

プリント

温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT)の愛称募集結果について

平成20年10月15日

宇宙航空研究開発機構
国立環境研究所
環境省

 (独)宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)、(独)国立環境研究所及び環境省は、この冬打ち上げ予定の温室効果ガス観測技術衛星「GOSAT」に対し、広く皆様に親しみを持っていただくため、平成20年7月10日(木)〜9月10日(水)の間愛称を募集したところ、多くの応募をいただきましたが、最終的に以下のとおりと決定いたしましたので、お知らせいたします。

1.選考結果 愛称「いぶき」 ローマ字表記は「IBUKI」
2.選定理由 ・「いぶき」は、有効応募総数の中で高い割合を占め、多くの支持を得た愛称である。
・「地球の息づかい(息吹(いぶき))である二酸化炭素を観測する衛星」という意味合いをこめた提案理由が多くあり、GOSATのミッション内容を正確に表現している。
 また、「いぶき」には、活気と明るい未来を感じさせる響きがあるため。
3.応募状況 応募総数 12,683件 うち有効応募総数 11,719件
(内訳)
  インターネット 5,552件
  はがき     729件
  応募用紙    6,402件
4.愛称点数 3,789点 このうち「いぶき」への応募提案者数は630名

(参考1)
 選定愛称ご提案者への特典としておりました抽選による「いぶき」打上げ見学(種子島)につきましては、詳細をJAXAホームページにて公開しております。
 宇宙利用ミッション本部 サテライトナビゲーターより
 URL:http://www.satnavi.jaxa.jp/project/gosat/news/nameresult.html

(参考2)温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」について
 現在、世界で取り組もうとしている地球温暖化対策をさらに進めるためには、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの地球上でのふるまいを正しく知ることが必要です。今年度打上げ予定の「いぶき」は、宇宙から温室効果ガス(二酸化炭素及びメタン)を観測する世界初の人工衛星です。「いぶき」のデータは、地球温暖化にかかわる地球の「今」を知り、私たちの「未来」のために活用されます。