プレスリリース

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温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)の
クリティカル運用期間の終了について

平成21年1月24日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構は、平成21年1月23日12時54分(日本時間)に打上げた温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)の姿勢制御系を定常状態に移行させ、初期機能確認運用の準備が整ったことを確認し、平成21年1月24日17時15分(日本時間)にクリティカル運用期間(※1)を終了しました。
 これにより、初期機能確認運用期間(※2)へ移行し、今後約3ヶ月間、衛星搭載機器の機能確認等を実施する予定です。

 現在、衛星の状態は正常です。


補足

  • クリティカル運用期間(※1):
    打上げ段階を含み、ロケットからの衛星分離後の太陽電池パドル展開を実施した後、姿勢制御系が定常状態に移行し、初期機能確認運用の準備が整うまでの期間。
  • 初期機能確認運用期間(※2):
    衛星全体及び観測センサー等の搭載機器の機能確認を実施する期間。

 今回の「いぶき」の打上げ及び追跡管制にご支援、ご協力を頂きました関係各方面に深甚なる謝意を表します。