プレスリリース

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H-IIBロケット第1段実機型タンクステージ燃焼試験(CFT)
第1回目燃焼試験の延期について

平成21年3月27日

宇宙航空研究開発機構
三菱重工業株式会社

 宇宙航空研究開発機構および三菱重工業株式会社は、平成21年3月27日に、種子島宇宙センターにおいて、第1回目燃焼試験に向けて極低温点検(X時刻:11時30分)を実施し、データレビューの結果極低温点検の自動カウントダウンシーケンスの中で発生した冷却水供給異常事象以外、極低温点検が良好に終了したことを確認いたしました。
 冷却水供給異常事象に関し、対策を検討し取り得る処置を実施しましたが、正常に復旧することが困難と判断したため、極低温点検に引き続き予定していた燃焼試験を延期することといたしました。

 今後、原因究明及び対策を施します。
 新たな試験日については、決定次第お知らせいたします。

※ロケットのエンジンの燃焼から、設備及び周辺を保護するための冷却水が注水及び散水されない事象