宇宙航空研究開発機構
国立環境研究所
(独)宇宙航空研究開発機構(以下「JAXA」という。)と(独)国立環境研究所(以下「NIES」という。)は、これまで温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT、平成21年1月23日打ち上げ)プロジェクト等の個別の共同プロジェクトを推進し、数々の成果をあげてきました。
JAXAとNIESは、これまでの協力関係を踏まえ、平成21年11月5日に、宇宙からの地球観測が環境分野の研究推進において重要な役割を果たすとの理解のもとに、それぞれが持てる研究開発能力及び人材を活かした総合力を発揮することが、衛星を利用した環境分野の研究への貢献に有効であることを認識し、衛星利用に関する連携協力協定を締結しました。
今後、両機関は、これまでの共同研究によって構築された協力を発展させ、宇宙からの地球観測における協力関係を一層強化し、環境分野における研究に貢献することを目指します。
この提携協力協定は、両機関の業務分野における研究・開発協力、職員の交流、連携協力を推進するために必要な両機関が所有する情報の提供等、知的財産の取扱、連絡会の開催等を主な内容としており、この締結により、具体的な相互協力を円滑かつ効果的に実施していくこととしています。
(主な連携内容)
(1)将来の地球観測ミッションに係る協力の可能性の検討
(2)衛星データの新たな利用の可能性の検討
(3)衛星データの解析手法、利用アプリケーション等に係る研究開発