平成14年2月4日11時45分(日本標準時)に、宇宙開発事業団種子島宇宙センターから打ち上げられたH-IIAロケット2号機のピギーバック衛星「高速再突入実験機(DASH)」については、サンチャゴ局において17時40分から18時40分まで電波を受信し、衛星の機能はほぼ失われていないことが確認されました。
しかし、同衛星はフェアリングと未分離の状態であることがほぼ確認されたため、本日23時過ぎからの鹿児島宇宙空間観測所第1可視において、搭載機器の状態を精査し、復旧の可能性を探る努力をします。
なお、未分離の原因については調査中ですが、本研究所としては、「調査委員会」の設置を決定しました。今後、鋭意調査を行ってまいります。