プレスリリース

宇宙科学研究所 このプレスリリースは宇宙科学研究所(ISAS)が発行しました

日本最初の衛星「おおすみ」の大気圏突入について


平成15年8月1日
宇宙科学研究所

 昭和45年(1970年)2月11日に東京大学宇宙航空研究所がL-4Sロケット5号機により打上げた日本最初の人工衛星「おおすみ」が、まもなくその軌道寿命を全うして大気圏に突入し、消滅します。
 太陽活動の変動による大気密度の影響が不確かなため、大気圏突入の時間帯についての正確な予測は不可能ですが、現在の見通しでは、8月2日に大気圏に突入する可能性が高いと思われます。
 なお、NASA(米国航空宇宙局)の情報によれば、平成15年(2003年)7月30日午後4時現在「おおすみ」の軌道は、下記のとおりです。

遠地点高度: 264km
近地点高度: 199km
軌道傾斜角: 31.0度
周  期 : 89.1分

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