プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

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平成13年「宇宙の日」記念行事
全国小・中学生作文絵画コンテスト最終審査結果について

平成13年9月6日

宇宙開発事業団

 文部科学省、文部科学省宇宙科学研究所、文部科学省国立天文台、宇宙開発事業団、(財)日本宇宙フォーラム、(財)日本宇宙少年団におきましては、「宇宙の日」の記念行事として、小・中学生を対象に全国の博物館、科学館52館の協力により「全国小・中学生作文絵画コンテスト」を実施しました。このほど入選作品が決定しましたので、お知らせいたします。
 なお、作文・絵画入選作品は、9月15日(土)に開催される「宇宙ふれあい塾2001」会場(大阪・万国博ホール)に展示します。
 また、「全国小・中学生作文絵画コンテスト」の表彰式につきましては、後日改めてお知らせいたします。




全国小・中学生作文絵画コンテスト〈作文の部〉


(1)募集概要

・主 催 文部科学省、文部科学省宇宙科学研究所、文部科学省国立天文台、宇宙開発事業団、(財)日本宇宙フォーラム、(財)日本宇宙少年団、参加博物館・科学館
・テーマ 「宇宙へ家族旅行」(題名は自由)
・部 門 小学生部門、中学生部門
・募集等概要 1.全国44館の博物館・科学館の協力を得て実施。
2.募集期間:平成13年5月22日(火)から7月31日(火)まで
3.応募者は、それぞれ最寄りの科学館等へ作品を提出する。

(2)応募状況

7月31日(火)の締切日までに、各科学館等に対して以下のとおり応募がありました。

小学生部門 ・・・・・・ 1,225点
中学生部門 ・・・・・・ 533点
合 計 1,758点

(3)審査等の概要

ア. 科学館等審査

 各科学館等に応募された作品を、それぞれの科学館等において審査し、小学生部門及び中学生部門ごとに最優秀賞(1点)、優秀賞(2点)、佳作(3点)を選定しました。(ここで入選された方には各科学館等で表彰等を行います。)

イ. 最終審査

1. 各科学館等において選定された各部門ごとの最優秀賞(各1点)を「宇宙の日」事務局に送付していただき、最終審査委員会において文部科学大臣賞、文部科学省宇宙科学研究所長賞、文部科学省国立天文台長賞、宇宙開発事業団理事長賞、(財)日本宇宙フォーラム理事長賞、(財)日本宇宙少年団理事長を各部門からそれぞれ1点、計12点を選定しました。(各科学館から寄せられた「最優秀賞」の作品数は、小学生部門32点・中学生部門22点でした。)
2. 最終審査の結果、作文の部入選作品・入選者は次のとおりです。

ア.小学生部門

文部科学大臣賞 『宇宙家族旅行』やっと会えたよ、笑顔のじっちゃん。ありがとう
 嶋田 修一郎(しまだ しゅういちろう)
  (山梨県・玉穂町立三村小学校6年生)
文部科学省宇宙科学研究所長賞 うちゅうりょこうにいったよ
 谷本 満里菜(たにもと まりな)
  (横浜市立港南台第二小学校1年生)
文部科学省国立天文台長賞 二万三千光年の旅の終わりに
 藤原 衣通子(ふじわら そとこ)
  (私立ノートルダム清心女子大学附属小学校6年生)
宇宙開発事業団理事長賞 地球旅行
 芝崎 祐基(しばさき ゆうき)
  (上尾市立瓦葺小学校6年生)
(財)日本宇宙フォーラム理事長賞 宇宙へ家族旅行
 坂田 玲(さかた あきら)
  (旭川市立緑新小学校5年生)
(財)日本宇宙少年団理事長賞 うちゅうへたんけんだ!
 鎌田 龍政(かまた りゅうせい)
  (大曲市立内小友小学校3年生)
 

イ.中学生部門

文部科学大臣賞 魅惑の星 X星へ
 篠崎 友希(しのざき ゆき)
  (金沢大学教育学部附属中学校3年生)
文部科学省宇宙科学研究所長賞 出発前日のM家の会話
 村瀬 有紗(むらせ ありさ)
  (今治市立日吉中学校1年生)
文部科学省国立天文台長賞 宇宙への家族旅行
 梅畑 豪紀(うめはた ひでき)
  (私立東大寺学園中学校3年生)
宇宙開発事業団理事長賞 地球はなくなるの?
 山本 梓(やまもと あずさ)
  (敦賀市立角鹿中学校2年生)
(財)日本宇宙フォーラム理事長賞 コスモワンダーワールドへようこそ
 福山 勝彦(ふくやま まさひろ)
  (茨城県・守谷町立御所ヶ丘中学校2年生)
(財)日本宇宙少年団理事長賞 ひいおばあちゃん
 須藤 駿(すとう しゅん)
  (秋田県・西仙北町立東中学校2年生)


全国小・中学生作文絵画コンテスト〈絵画の部〉


(1)募集概要

・主 催 文部科学省、文部科学省宇宙科学研究所、文部科学省国立天文台、宇宙開発事業団、(財)日本宇宙フォーラム、(財)日本宇宙少年団、参加博物館・科学館
・テーマ 「宇宙へ家族旅行」
・部 門 小学生部門、中学生部門
・募集等概要 1.全全国49館の博物館・科学館の協力を得て実施。
2.募集期間:平成13年5月22日(火)から7月31日(火)まで
3.応募者は、それぞれ最寄りの科学館等へ作品を提出する。

(2)応募状況

7月31日(火)の締切日までに、各科学館等に対して以下のとおり応募がありました。

小学生部門 ・・・・・・ 16,257点
中学生部門 ・・・・・・ 956点
合 計 17,213点

(3)審査等の概要

ア. 科学館等審査

 各科学館等に応募された作品を、それぞれの科学館等において審査し、小学生部門及び中学生部門ごとに最優秀賞(1点)、優秀賞(2点)、佳作(3点)を選定しました。(ここで入選された方には各科学館等で表彰等を行います。)

イ. 最終審査

1. 各科学館等において選定された各部門ごとの最優秀賞(各1点)を「宇宙の日」事務局に送付していただき、最終審査委員会において文部科学大臣賞、文部科学省宇宙科学研究所長賞、文部科学省国立天文台長賞、宇宙開発事業団理事長賞、(財)日本宇宙フォーラム理事長賞、(財)日本宇宙少年団理事長及び審査員特別賞を各部門からそれぞれ1点、計14点を選定しました。(各科学館から寄せられた「最優秀賞」の作品数は、小学生部門44点・中学生部門25点でした。)
2. 最終審査の結果、絵画の部入選作品・入選者は次のとおりです。

ア.小学生部門

文部科学大臣賞 阿部 紘也(あべ こうや)
  (水戸市立五軒小学校2年生)
文部科学省宇宙科学研究所長賞 山岸 咲人(やまぎし さきと)
  (越谷市立蒲生南小学校4年生)
文部科学省国立天文台長賞 吉田 春澄香(よしだ はるか)
  (八戸市立江南小学校1年生)
宇宙開発事業団理事長賞 鶴崎 暁大(つるさき あきひろ)
  (佐賀市立金立小学校1年生)
(財)日本宇宙フォーラム理事長賞 吉川 大貴(よしかわ ひろたか)
  (枚方市立香陽小学校5年生)
(財)日本宇宙少年団理事長賞 遠藤 美咲(えんどう みさき)
  (郡山市立小山田小学校4年生)
審査員特別賞 五島 崇博(ごとう たかひろ)
  (私立捜真小学校5年生)
 

イ.中学生部門

文部科学大臣賞 宮崎 綾子(みやざき あやこ)
  (佐賀市立城東中学校2年生)
文部科学省宇宙科学研究所長賞 木下 由加(きのした ゆか)
  (さいたま市立白幡中学校1年生)
文部科学省国立天文台長賞 稲福 友里(いなふく ゆり)
  (沖縄県・南風原町立南星中学校3年生)
宇宙開発事業団理事長賞 西田 奈津希(にしだ なつき)
  (富山市立北部中学校3年生)
(財)日本宇宙フォーラム理事長賞 森屋 恵里奈(もりや えりな)
  (角田市立角田中学校3年生)
(財)日本宇宙少年団理事長賞 中野 陽平(なかの ようへい)
   (姫路市立灘中学校3年生)
審査員特別賞 小峰 麻梨乃(こみね まりの)
  (長崎市立小ヶ倉中学校3年生)


平成13年「宇宙の日」ふれあい月間中の関連行事


 国際連合が2000年より10月4日から10日までを「世界宇宙週間」(注1)と設定したため、「宇宙の日」(注2)を含む9月上旬から10月上旬までを「宇宙の日ふれあい月間」とし、宇宙に関するイベントを集中的に実施しています。

(注1)「世界宇宙週間」とは
 国際連合は、宇宙科学技術が人類の発展に貢献したことを記念して、10月4日から10日までの1週間を毎年国際レベルで祝する「世界宇宙週間(World Space Week)とすることを宣言しました。10月4日は、1957年に人類初の人工衛星「スプ―トニック1号」が宇宙に飛び出し、宇宙空間の探査の道を拓いた日であり、10月10日は、1967年に「月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約」が発行した日であることを考慮したものです。

(注2)「宇宙の日」とは
 1992年のこの日、毛利宇宙飛行士がスペースシャトルで宇宙へ飛び立ちました。この年は国際宇宙年(ISY)で、世界中が協力して宇宙のことを考え、地球環境について考えた年でもありました。日本でも、この国際宇宙年をきっかけに末永く宇宙の普及活動を行おうと考え、一般の方々から「宇宙の日」を公募しました。その結果、毛利宇宙飛行士の飛び立った日が選ばれ、以後、毎年9月12日は「宇宙の日」として定着しました。ちなみに92年の読み方と9月12日の読み方は同じ九十二で、日本語の語呂合わせにもなっています。

(1)宇宙ふれあい塾2001

主催 文部科学省、文部科学省宇宙科学研究所、文部科学省国立天文台、宇宙開発事業団、(財)日本宇宙フォーラム、(財)日本宇宙少年団
日時 9月15日(土)午後1:30〜4:00(受付開始・入場 午前12:45)
会場 万国博ホール(大阪・吹田市万博博記念公園内)
内容 第1部「宇宙へ飛立とう!」
第2部「宇宙を知ろう!〜宇宙物知り学」
第3部「宇宙に出会おう」の3部構成

(2)地球観測フェア2001

主催 宇宙開発事業団、(財)リモート・センシング技術センター
日時 9月29日(土)、30日(日)午前10:00〜午後5:00
会場 日本科学未来館
内容 人工衛星を利用した宇宙からの地球観測に関する展示会、講演会

(3)空の日・宇宙の日イベント

主催 独立行政法人航空宇宙技術研究所
日時 9月16日(日)午前10:00〜午後2:00
会場 航空宇宙技術研究所本所
内容 絵画コンクール、工作教室等

(4)ISS-SCS宇宙講座

主催 文部科学省メディア教育開発センター、宇宙開発事業団
日時 10月上旬 午後5時〜7時 (9月中旬頃決定予定)
会場 (主)文部科学省メディア教育開発センター 制作棟ホール
(副)北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、早稲田大学、慶応義塾大学など137会場 
内容 国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の宇宙飛行士との交信を交えた特別講座。文部科学省メディア教育開発センターが管理運用している「大学間衛星通信ネットワーク」(SCS)を経由して、全国の大学等で同時に実施

(5)施設一般公開

 <宇宙開発事業団>
○角田ロケット開発センター
日時:9月8日(土)午前10:00〜午後3:30
場所:〒981-1526 宮城県角田市神次郎字高久蔵1番地
内容:ペットボトル水ロケット打ち上げ、宇宙開発○×クイズ等

○地球観測センター(EOC)
日時:9月9日(日)午前10:00〜午後4:00
場所:〒350-0393 埼玉県比企郡鳩山町大字大橋字沼ノ上1401
内容:運用室公開、宇宙から見た地球(当日の受信映像生中継)等

○勝浦宇宙通信所
日時:9月9日(日)午前10:00〜午後4:00
場所:〒299-5213 千葉県勝浦市芳賀花立山1-14
内容:ソーラーカー教室(先着順)、大型パラボラアンテナ操作体験等

○沖縄宇宙通信所
日時:9月15日(土)午前10:00〜午後5:00
場所:〒904-0402 沖縄県国頭郡恩納村字安富祖金良原1712
内容:運用室公開、ミニロボットアームの操作体験等

○筑波宇宙センター
日時:9月15日(土)午前10:00〜午後4:30
場所:〒305-8505 茨城県つくば市千現2-1-1
内容:宇宙飛行士訓練設備公開、宇宙ふれあい塾2001会場との双方向イベント等

○増田宇宙通信所
日時:10月14日(日)午前10:00〜午後4:00
場所:〒891-3603 鹿児島県熊毛郡中種子町増田18974
内容:ペットボトル水ロケットの製作、大型パラボラアンテナ駆動体験等
 <独立行政法人航空宇宙技術研究所>
○角田宇宙推進技術研究所
日時:9月8日(土)午前10:00〜午後3:30
場所:〒981-1525 宮城県角田市君萱字小金沢1番地
内容:研究所の活動の紹介等