プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

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MDSワークショップの開催について

平成13年3月13日

宇宙開発事業団

 宇宙開発事業団では、高度化・多様化するミッション要求を的確に反映し、迅速かつ経済的に先端的なミッションないしはミッション機器の宇宙実証を行うため、ミッション実証衛星(MDS: Mission Demonstration test Satellite)の開発及び研究を進めています。現在、その1号機となる民生部品・コンポーネント実証衛星(MDS-1)の開発を行っているところです。
 また、MDS-1の開発と並行して、平成10年度より、将来の宇宙実証に向けて地上で行う「研究ミッション」の公募を行い、7件の研究テーマを選定して研究を行っています。
 これらの研究テーマについて、得られた成果を広く公開するとともに今後の研究に資するため、MDSワークショップを開催することとしており、今年度は下記のとおり開催致します。本ワークショップでは研究に携わった技術者・研究者がその成果を発表・紹介します。

1. 開催日時

平成13年3月22日(木)10:00〜16:00

2. 開催場所

JAビル 8階第1会議室(東京都千代田区大手町1)

※ 地下鉄丸の内線大手町駅直結、JR東京駅北口より徒歩約10分

3. 主催

宇宙開発事業団

4. プログラム

別紙のとおり

5. 申し込み

(財)日本旅行 東京中央支店 (担当 土屋、須藤)
 〒104-0061 東京都中央区銀座7-13-10 興亜火災銀座ビル5階
 TEL:03-5565-5553 FAX:03-5565-6181

宇宙開発事業団 衛星システム本部 衛星ミッション推進部
 TEL:0298-58-3826



MDSワークショッププログラム


10:00〜 開会挨拶
MDS搭載ミッション候補の選定について
宇宙開発事業団 衛星ミッション推進部
主任開発部員 加来 一哉
10:30〜 【特別講演】
"The French Proteus project" Dr. Jacques SIMON(CNES)
11:20〜 MDS研究ミッションの成果発表
11:20〜
11:45
(1) イオン推進軌道変換技術の実証
航空宇宙技術研究所 革新宇宙プロジェクト推進センター
主任研究官 北村 正治
11:45〜
13:00
 休憩
13:00〜
13:25
(2) 衛星測位要素技術実証衛星
総務省通信総合研究所 標準計測部
部長 森川 容雄
13:25〜
13:50
(3) 衛星通信用大型展開平面アレーアンテナの通信実験
三菱電機(株)宇宙技術部 通信技術課
課長 野口 龍宏
13:50〜
14:15
(4) 低軌道衛星群を用いるマルチメディア移動体衛星通信実験
通信・放送機構 川崎次世代LEOリサーチセンター
サブリーダー 鈴木 龍太郎
14:15〜
14:40
(5) 次世代超小型衛星(マイクロサット)の機能実証衛星
北海道工業大学 応用電子工学科
助教授 佐鳥 新
14:40〜
15:00
 休憩
15:00〜
15:25
(6) 次世代型温度モニタリング用高スペクトル分解能センサ
宇宙開発事業団 地球観測データ解析研究システム
主任研究員 鈴木 睦
15:25〜
15:50
(7) 衛星搭載型雲レーダによる雲システムの気候影響研究
東京大学気候システム研究センター
教授 中島 映至
15:50〜
16:00
閉会挨拶