プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

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国際宇宙ステーション第7次長期滞在搭乗員の打上げについて

平成15年4月26日

宇宙開発事業団

 ロシア航空宇宙局(Rosaviakosmos)と米国航空宇宙局(NASA)は、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する下記の第7次搭乗員2名を、日本時間4月26日午後0時54分にバイコヌール宇宙基地(カザフスタン共和国)からソユーズロケットにより打ち上げました。
 このソユーズロケットはISSに滞在する宇宙飛行士の緊急帰還機として利用されるソユーズ宇宙船の交換(6S)を主な目的として打ち上げられる予定でしたが、スペースシャトル・コロンビア号事故の影響からソユーズ宇宙船により搭乗員の交代を同時に行うものです。
 ソユーズ宇宙船とISSのドッキングは、同4月28日に予定されています。ISSとドッキングした後、第7次搭乗員は2002年11月からISSに滞在している第6次搭乗員3名と交代します。第6次搭乗員は現在ISSにドッキングしているソユーズ宇宙船で、同5月4日にカザフスタン共和国に着陸する予定です。

第7次搭乗員

ユーリ・マレンチェンコ (Yuri Malenchenko、ロシア)
エドワード・ルー (Edward Lu、アメリカ)


備考:
"6S"はソユーズ宇宙船交換のためのフライトを意味し、今回打ち上げられるソユーズ宇宙船はISS組立フライトにおいて6機目となります。ソユーズ宇宙船は、軌道上での運用寿命があるため、定期的に新しいソユーズ宇宙船と交換する必要があります。現在軌道上のISSにドッキングしているソユーズ宇宙船は、日本時間2002年10月30日に打ち上げられたものです。