プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

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第54回国際宇宙航行連盟(IAF)大会への学生参加者募集について

平成15年5月30日

宇宙開発事業団

 宇宙開発事業団は、国際宇宙航行連盟(IAF)と協力し、将来の宇宙活動を担う学生の皆様に、宇宙に関する理解を深めていただくことを目的として、本年9月にドイツ・ブレーメン市にて開催される第54回国際宇宙航行連盟大会に参加希望される方を以下のとおり募集します。

◆ 応募資格
○平成15年9月現在、満20歳以上の日本国籍を有する学生。
・専門学校、高等専門学校、大学、大学院の別は問いません。
・但し、高校生および当該公募における第50回から第53回大会参加者は応募できません。
○TOEIC650点程度以上の方(または他の英語資格試験で同等の資格を有する方)。
○派遣期間の全行程参加できる方。
○専攻がIAF大会のテーマに関連していること。
※帰国後、報告書の提出が義務づけられています。
◆ 募集期間
平成15年6月2日(月)〜6月20日(金)
◆ 募集人数
約16名
◆ 派遣先
ドイツ・ブレーメン市
◆ 派遣期間
平成15年9月28日(日)〜10月5日(日)
◆ 応募方法
IAF大会学生参加者募集ページ
◆ 選考方法
書類選考及び論文審査を行います。
◆ 主催者より提供されるもの
往復航空券(成田〜ブレーメン)、指定の宿泊先、学生プログラム等の情報
◆ 主催
宇宙開発事業団
*宇宙科学研究所、独立行政法人 航空宇宙技術研究所、宇宙開発事業団が統合し、平成15年10月1日に独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)として発足する予定です。
◆ 問い合わせ先
「 Join us at IAF 2003事務局 」
財団法人 日本宇宙フォーラム 調査研究部内
〒105-0013 東京都港区浜松町1-29-6
TEL:03-3459-1654
FAX:03-5402-7521
E-mail:go-iaf@jsforum.or.jp

国際宇宙航行連盟 (International Astronautical Federation)

国際宇宙航行連盟(IAF)は、世界の宇宙機関、 学会、企業等を会員とする国際団体。1951年に設立され、現在、46ケ国から計175団体が加盟しています。平和目的の宇宙航行の発展を図り、世界規模で技術情報の配布を進め、宇宙航行の研究を促すことを目的としています。

<日本からの加盟団体・企業等>

(株)IHIエアロスペース(株)、 日本宇宙飛行協会、 (社)日本航空宇宙学会、 日本ロケット協会、 川崎重工業(株)、 (社)経済団体連合会宇宙開発推進会議、 三菱商事(株)、 三菱電機(株)、 三菱重工業(株)、 航空宇宙技術研究所、 宇宙開発事業団、 NEC東芝スペースシステム(株)
(アルファベット順)

国際宇宙航行連盟(IAF)大会(International Astronautical Congress)

国際宇宙航行連盟大会は、IAFが、国際宇宙航行アカデミー(IAA)及び国際宇宙法学会(IISL)と共同して、毎年開催している会議です。IAF大会には、例年1,500人〜2,000人(日本からは約100名)が参加し、最新の研究成果及び活動状況等に関する論文発表(約1,000件)がなされています。 第55回大会はカナダ・バンクーバー市にて、第56回大会は日本・福岡市にて開催されることが決まっています。

第54回大会では、地球観測、宇宙環境利用/宇宙ステーション、衛星通信、宇宙輸送、惑星探査、地球外文明探査、宇宙基礎工学、宇宙政策、商業化、宇宙法等のテーマ(以下参照)に関し、約100のセッションが開催される予定です。

<テーマ一覧>

 宇宙力学   地球観測   自然災害軽減   ライフサイエンス   材料・構造   微小重力科学   衛星通信   宇宙教育   宇宙探査   宇宙発電   宇宙推進   宇宙ステーション   宇宙システム   宇宙輸送   学生による会議   宇宙活動の経済性・商業化・国際協力   宇宙航行史   宇宙計画・政策   惑星探査   宇宙デブリ・宇宙航行   宇宙活動と社会   安全・救助・信頼性   地球外文明探査   船外活動・宇宙服   小型衛星ミッション   先端材料科学   国際月/火星探査   宇宙法 

* 第54回大会の詳しいプログラムは、第54回大会公式ホームページを参照してください。