プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

プリント

関西産学官連携拠点の新設について

平成15年8月7日

宇宙開発事業団

 宇宙開発事業団(NASDA)は、産業界等との円滑な連携・協力、強い信頼関係の構築を目的として、平成14年6月以来、産学官連携推進室を中心に、産・学・官の連携による宇宙開発利用の裾野拡大策の検討、新規プロジェクトの企画立案などに取り組んできました。

 このような産学官連携事業の一環として、このたび関西地区に宇宙開発利用分野に関する拠点「関西サテライトオフィス」を新設し、コーディネーターによる技術相談を行いながら、関西地区の潜在的な技術・利用アイディアの発掘、次世代の研究開発テーマの具現化およびNASDA技術成果の利用などを効率的に推進していくことにいたしました。

 今後、地域・中小企業、大学等との連携協力しながら、新たな発想による地域の特色を活かした、地域に根ざした先端的な研究開発を通じて、宇宙開発利用における強固な技術基盤を形成し、併せて、地域振興および新産業創出など我が国の産業全体の発展、活性化に貢献できるよう関西地区と強いパートナーシップを築いていきたいと考えております。

 宇宙開発利用への意欲と技術・アイディアを持った方々はもちろんのこと、これまで宇宙開発に縁のなかった方々も、どなたでもお気軽にご相談ください。




1.拠点名称・開設場所

    関西サテライトオフィス(Kansai Satellite Office)
    〒577-0011
     大阪府東大阪市荒本北50-5 クリエイション・コア東大阪307号室
     Tel:06-6744-9706 Fax: 06-6744-9708  E-mail: spacebiz@nasda.go.jp

2.主な拠点機能

    » 産学官連携総合窓口機能
    » 技術相談機能
    » 新規産業分野の芽出し機能、利用促進機能
3.開設日
    平成15年8月20日(水)

<宇宙技術コーディネーターの紹介>

荻本  健二 宇宙技術コーディネーター

 荻 本  健 二 (おぎもと けんじ)

宇宙関連企業に入社後、主として人工衛星の概念設計業務をはじめ、その他人工衛星、ロケットの開発業務に従事。
小野田  勝美 宇宙コーディネーター

  小 野 田  勝 美 (おのだ まさみ)

元宇宙開発事業団(NASDA)職員。国際関係担当として地球観測衛星開発における国際協力を推進。ウィーン国連宇宙部にも派遣。

宇宙技術コーディネーター(関東(東京)在勤)

  生 田  宏 二 郎 (しょうだ こうじろう)

宇宙関連企業に入社後、主として人工衛星のミッション解析や軌道上性能評価業務に従事。現在、中小・ベンチャー企業の宇宙開発参画に関する支援業務を推進中。



<NASDA関西サテライトオフィス 周辺地図>

NASDA関西サテライトオフィス 周辺地図 国道308号沿い 東大阪JCTすぐそば
東大阪市総合庁舎となり

伊丹空港から約25?(車約25分)
関西国際空港から約60?(車約60分)

地下鉄中央線長田駅 徒歩10分
近鉄東大阪線荒本駅 徒歩5分