電波天文衛星「ASTRO-G」

トピックス

2011年12月21日 更新

「ASTRO-G」プロジェクトの中止について

高解像度の天体観測の実現のため開発されてきた電波天文衛星「ASTRO-G」ですが、観測の要である高精度9m展開アンテナは技術的に非常に難しく、現在達成可能なアンテナ鏡面精度ではサイエンスの重要な部分が達成できないこと、サイエンス目標を達成可能な範囲に縮退したとしても、当初の計画を大きく上回る資金と期間が必要であること等が明らかとなったため、プロジェクトの中止が決定されました。

2010年2月2日 更新

大型展開アンテナの課題解決の技術検討に全力で取り組んでいます

観測の要である高精度9m大型展開アンテナは技術的に非常に難しいもので、現在克服すべき課題が見つかっています。
こうした技術課題の解決策をより確実なものにするため、課題解決の技術検討に全力で取り組んでいるところです。

2008年9月17日 更新

ASTRO-G LDR縮小モデル電気試験

ASTRO-G衛星の基礎技術である大型展開アンテナ (LDR)縮小モデルのアンテナパターンを測定する試験が、JAXA筑波宇宙センター電波試験棟で行われております。写真はコンパクトレンジとよばれる筑波の実験施設と、試験中のASTRO-G LDRの縮小モデル(写真やや右上の金色の傘のような物体)です。