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ブルース・マレー博士は、1976年〜'82年にジェット推進研究所(JPL)の所長を務め、この間にバイキング(火星)、パイオニアビーナス(金星)、ボイジャー(外惑星)などの各計画を指揮した、惑星探査のパイオニア的な存在です。
また一時期、旧文部科学省宇宙科学研究所(現 JAXA宇宙科学研究本部)のアドバイザーを務められたこともあり、日本の宇宙開発についても詳しい方です。
そのマレー博士に、宇宙航空3機関が統合して発足したJAXAに対して期待すること、今後の日本の宇宙科学へのアドバイス、惑星探査の将来について伺いました。
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マレー博士は、惑星探査のパイオニアとして大きな成果を上げられていますが、一方、マーズ・オブザーバー('92年)、マルス96('96年)、マーズ・クライメイト・オービター('98年)、マーズ・ポーラー・ランダー('99年)と、多くの火星探査機の失敗も経験されています。
探査機の事故調査委員会委員も数多く務め、失敗をどう乗り越えるかということについて精通されています。
マレー博士に、昨年のJAXAの一連の失敗についてご意見やアドバイスを伺いました。
また、失敗を乗り越えてチャレンジし続けるマレー博士に、宇宙開発への意義について語っていただきました。
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