プレスリリース

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月周回衛星「かぐや(SELENE)」の
クリティカルフェーズの終了について

平成19年10月21日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成19年9月14日(日本時間)に種子島宇宙センターから打ち上げられた月周回衛星「かぐや(SELENE)」の主衛星を所定の軌道に投入するとともに定常制御モード移行運用を行いました。
 なお、主衛星及び2つの子衛星の状態は正常です。
 これにより月周回衛星「かぐや(SELENE)」の運用は、クリティカルフェーズを終了し、初期機能確認フェーズへ移行します。

 初期機能確認フェーズでは搭載機器の機能確認を12月中旬頃まで行い、その後、定常観測に移行する予定です。

 今回の「かぐや(SELENE)」の打上げ及び追跡管制にご協力頂きました関係各方面に深甚な謝意を表します。

※本情報につきましては、以下の「打上げ特設サイト」ホームページでもご覧頂けます。



クリティカルフェーズ:
打上げ段階から衛星分離、月周回軌道投入を経て、定常制御モードへ移行し、初期機能確認の準備が整うまでの期間。

定常制御モード:
月面観測のため三軸姿勢制御により周回する状態。観測機器を常に月面に向けるモード。