プレスリリース

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田代試験場内における軽油漏れについて

平成20年4月23日

三菱重工業株式会社
宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構は、三菱重工業株式会社と共同で開発しているH-IIBロケットについて、第1段厚肉タンクステージ燃焼試験(BFT)を三菱重工業株式会社 田代試験場(秋田県大館市)にて実施しておりますが、平成20年4月21日、同試験場内の沢に微量の油膜を発見し調査を実施したところ、4月22日、BFT試験設備の配管の一部(地中に埋設されている箇所)から軽油が土中に漏洩していることを確認しました。なお、これまでの調査では、同試験場敷地外への軽油の流出はないと思われます。
 本事故に対する応急処置として、(1)沢水の流れを軽油溜り部から迂回させる、(2)沢水の各所にオイルフェンスを設置する等の処置を行うと共に、漏洩防止のための処置を実施しました。

 以上の状況については、昨日および本日、三菱重工業株式会社より大館市役所及び消防署に報告しました。

 今後、宇宙航空研究開発機構、三菱重工業株式会社では、関係機関のご指導に従い、引き続き、この後の対処を進めるとともに、再発防止に取り組んでいきます。