プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

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データ中継技術衛星「こだま」(DRTS)の定常運用フェーズへの移行について

平成15年1月9日

宇宙開発事業団

 宇宙開発事業団が、平成14年9月10日(日本標準時、以下同じ)に種子島宇宙センターから打ち上げたデータ中継技術衛星「こだま」については、搭載機器の初期機能確認試験が終了しましたので、平成15年1月10日より定常運用フェーズへ移行します。

 定常運用フェーズにおいては、約7年間にわたり、「みどりII」*1や今後打ち上げを予定している「きぼう」*2など、中〜低高度(約300〜1,000km)の軌道上を周回する宇宙機と地上局との通信データを中継し、より高度な衛星間通信技術の蓄積を図ります。

*1:環境観測技術衛星(ADEOS-II)、平成14年12月14日打上げ
*2:国際宇宙ステーションの日本実験棟