TR-IA型ロケット

運用終了

プロジェクト概要


プリント

1991年から1998年まで、宇宙ステーション時代の本格的な宇宙環境利用に備えるため、以下を目的として小型ロケットによる微小重力実験を実施しました。

  • 宇宙実験の基盤となる実験支援技術等の開発(1号機〜3号機)
  • 実験手段の確立(1号機〜3号機)
  • 宇宙環境利用の促進(4号機以降)
  • 宇宙実験技術の高度化及び宇宙ステーション用共通実験装置の開発に必要な装置技術の開発(4号機以降)


主要諸元

打ち上げ能力 750の実験装置を10-4G以下で6分間以上
到達高度 約270km
到達水平距離 約263km
着水分散域 半径15km以下(1〜3号機)
回収能力 約1,500の回収部をフローテーションバック及び自己水密性により浮遊可能
実験装置は水密構造内に収納し再使用可能
全長 13.44m
最大直径 1.13m
全備重量 10.26トン
第1段重量 8.82トン
第1段推進薬重量 7.0トン
ペイロード部直径 0.85m
ペイロード部重量 1.44トン(実験機器部0.63トンを含む)

打ち上げ実績

号機打ち上げ日
初号機 1991(平成3)年9月16日
2号機 1992(平成4)年8月20日
3号機 1993(平成5)年9月17日
4号機 1995(平成7)年8月25日
5号機 1996(平成8)年9月25日
6号機 1997(平成9)年9月25日
7号機 1998(平成10)年11月19日