A. 宇宙旅行が一般の人たちにも身近なものとなるためには、それが産業として成り立っていなくてはなりません。たとえば宝くじに当たった人やクイズ番組の優勝者が、スポンサーのお金で地球周回軌道の旅を体験する、ということになるかもしれません。またとても裕福な人なら自分でチケットを購入できるでしょうし。最初は日帰りで、後には軌道ホテルに一週間滞在するというような宇宙の旅を体験する人たちが多くなれば、政府機関による月や火星への探査を続ける道もより大きく開かれてくるのではないかと思います。 人類の宇宙への挑戦の先頭にはいつも宇宙飛行士がいる。JAXAの宇宙飛行士・野口聡一はコロンビア事故以降初となる次のスペースシャトルのフライトに搭乗し、国際宇宙ステーションの組み立てミッションに関わる予定だ。野口宇宙飛行士へのメッセージを聞いた。
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