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![]() ![]() この他にも昨年は、宇宙教育センターが宇宙科学研究本部相模原キャンパスで始動しました。このセンターは、小・中・高校の学生だけを対象にするのではなく、先生たちにも宇宙を理解してもらおうという目的で設立されました。その始動によって、例えば、理科教育の中で、先生方が子どもたちに宇宙のことをもっと話してくださるようになればと思います。 野口宇宙飛行士も、「宇宙に行くことは子どもの時の夢だった」と言っていましたが、きっと同じような夢を持っている子どもたちはたくさんいるでしょう。その夢を大事にしてもらうためにも、宇宙について勉強する機会を子どもたちに与えることが重要ではないかと思います。 私は、「JAXAの職員は全員が先生だ」と言っています。一線級の科学者や技術者がいるのですから、そういう人たちを教育現場にも派遣できればと思います。 また、子どもだけでなく、大人になって宇宙への関心を持つ人もいるでしょうから、熟年といわれる方々も含めて、宇宙に興味のある人たちを集める場を作りたいとも思っています。そうすることによって、国民全体の宇宙への関心が高まって、それこそ、「日本もそろそろ有人飛行をやろうじゃないか」という声が出てくるかもしれません。そのためにも、国民的に盛り上げるという努力をスタートさせたいと思っています。 ![]()
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