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特集 > 新しい有人宇宙活動の時代へ 〜10年ぶりの日本人宇宙飛行士募集〜
今年、日本初の有人宇宙施設となる「きぼう」日本実験棟の組立てがいよいよ始まり、日本は本格的な有人宇宙活動の時代を迎えました。3月には土井宇宙飛行士、6月には星出宇宙飛行士、そして、12月以降には若田宇宙飛行士が宇宙へ飛行し、「きぼう」を国際宇宙ステーションに取り付けます。また、若田宇宙飛行士は「きぼう」を完成させるだけでなく、国際宇宙ステーションに日本人として初めて長期滞在をして宇宙実験などを行います。
この新しい時代を切り拓いていくため、JAXAは10年ぶりに日本人宇宙飛行士を募集しました。JAXAが21世紀に目指す有人宇宙活動とは何なのか、新たな日本人宇宙飛行士には何が求められるのかを、有人宇宙環境利用ミッション本部長である白木理事と、宇宙飛行士の選抜試験にも直接携わる有人宇宙技術部の柳川部長に話を聞きました。さらに、長期滞在に向けて訓練中の若田宇宙飛行士が、宇宙飛行士の仕事や選抜試験の思い出など、宇宙の現場で働く自身の体験を語ります。