N-II ロケットは、米国のデルタロケットの技術を導入し開発した3段式ロケットで、技術試験、通信、放送、気象、地球観測等多くの人工衛星の打ち上げを行ってきました。
1981年から1987年の間に8機の打ち上げ実績をもってそれぞれの使命を終了しました。
全長 | 35.36m |
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外径 | 2.44m |
全備重量 | 135.2トン(人工衛星は含まない) |
誘導方式 | 慣性誘導方式 |
号機 | 打ち上げ日 | ベイロード |
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1号機(N7F) | 1981/2/11 | 技術試験衛星IV型「きく3号」(ETS-IV) |
2号機(N8F) | 1981/8/11 | 静止気象衛星2号「ひまわり2号」(GMS-2) |
3号機(N10F) | 1983/2/4 | 実験用静止通信衛星2号a「さくら2号a」(CS2a) |
4号機(N11F) | 1983/8/6 | 実験用静止通信衛星2号b「さくら2号b」(CS2b) |
5号機(N12F) | 1984/1/23 | 実験用静止放送衛星2号a「ゆり2号a」(BS2a) |
6号機(N13F) | 1984/8/3 | 静止気象衛星3号「ひまわり3号」(GMS-3) |
8号機(N14F) | 1986/2/12 | 実験用静止放送衛星2号b「ゆり2号b」(BS2b) |
7号機(N16F) | 1987/2/19 | 海洋観測衛星1号「もも1号」(MOS-1) |