(1) |
宇宙開発の円滑な推進に必要な研究者及び技術者の養成をさらに充実していくため、大学の学部・大学院教育の充実に努める。
また、21世紀の宇宙開発活動の拡がりを展望して、宇宙科学のみならず宇宙からの天文学や地球観測・地球科学、宇宙医学、宇宙環境を利用した物質科学・生命科学等の幅広い分野の研究者及び技術者の養成、さらには、宇宙法・宇宙心理学等の宇宙に関連する人文・社会科学分野の人材育成に努める。 |
(2) |
宇宙開発関係機関における研究者及び技術者の充実強化を図る。 |
(3) |
宇宙開発関係の研究者及び技術者等の養成と資質向上を図るため、留学及び研修の制度を充実するとともに、内外の研究者及び技術者の受け入れのための制度を強化する。 |
(4) |
大学生等を含む若手研究者に対して、宇宙開発機関等への夏期短期受け入れ、宇宙ステーション等を利用した多様な実験機会の提供、海外の研究者との交流、試験研究設備の円滑な利用の促進等の支援を充実する。また、衛星設計のアイデアを募るコンテストを実施し、優秀なものについてはそのアイデアの実現を考慮する。 |
(5) |
未知なる宇宙への挑戦の担い手となる青少年の宇宙開発に対する関心を高めるため、宇宙開発の意義や状況等について、学校教育をはじめ様々な場で一層取り上げられることを期待する。また、スペースキャンプ等の各種イベントを通じて、青少年が宇宙開発の現場に接する様会をできるだけ多く設け、将来宇宙開発の分野で活躍したいという意欲を持つような環境を作る。さらに、青少年の指導者を対象とした研修機会等を設け、その養成に努める。 |
(6) |
アジア ・太平洋地城の国々との協力を拡大していく中で、宇宙開発機関等における受け入れを主体とする交流プログラム等の実施により、当該地域の研究者及び技術者を支援する。 |