1. |
ロシアの宇宙飛行士は、自己の訓練計画の間、テキサス州ヒューストンにあるジョンソン宇宙センターに常駐し、飛行乗員運用部の宇宙飛行士室に配属される。NASAの宇宙飛行士は、モスクワ地域にあるユーリ・ガガーリン宇宙飛行士訓練施設(「星の街」)に常駐する。 |
2. |
各当事者は、訓練計画の開始の際に、自己の候補に対して他方の当事者との行動規範契約を締結するように要求する。当該契約は、特に、設備の安全並びに保安問題、私的な利益のための自己の地位の利用の禁止に関する規定、ミッション指揮官の権限、及び訓練中並びに飛行中に得た情報の利用の制限を含む。各当事者は、その候補者がこの契約の規定に従うことを確保する。 |
3. |
候補者は、飛行証明書交付に先立ち、受け入れ当事者が完全かつ最終的に満足するのに必要なすべての面での訓練を終了していなければならない。 |
4. |
当事者は、相互の合意により、選出された飛行候補者に必要な支援要員を確認する。 |