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小惑星イトカワの真の姿を明らかに 〜「はやぶさ」サンプルの初期分析結果〜

2010年6月に、7年の旅を終えて帰還した小惑星探査機「はやぶさ」は小惑星イトカワの表面の物質を地球に持ち帰りました。小惑星のサンプルリターンを成功させたのは史上初めてのことで、世界中の研究者がその分析結果に注目しています。イトカワのサンプルは1500個以上あることが確認されていますが、光学顕微鏡で見ることができる比較的大きな微粒子をこれまでに約200個回収し、そのうちの60個強が初期分析用に配布されました。まだ初期分析は実施中ですが、その結果の一部が2011年8月発行のアメリカの科学誌「サイエンス」に特集されました。これまでに明らかになったイトカワの素顔を紹介します。

イトカワ微粒子のこれまでの初期分析成果 本文を読む

サンプルをどこまで理解するかは人類の挑戦 JAXA 月・惑星探査プログラムグループ 研究開発室 参与 JAXA 宇宙科学研究所 基盤技術グループ 参与 藤村彰夫(Akio Fujimura) 本文を読む

小惑星は太陽系の原始的な天体だった 東北大学大学院 理学研究科 教授 中村智樹(Tomoki Nakamura) 本文を読む

酸素が証明した隕石のふるさと 北海道大学大学院 理学研究院 教授 圦本尚義(Hisayoshi Yurimoto) 本文を読む

イトカワのサンプルは世界の宝もの NASA ジョンソン宇宙センター 地球外物質探査科学部門 鉱物学者 マイケル・ゾレンスキー(Michael E. Zolensky) 本文を読む