※小杉健郎プロジェクトマネージャーは、
2006年11月26日急逝いたしました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
2006年9月23日に打ち上げられた太陽観測衛星「ひので(SOLAR-B)」は、日本で3番目の太陽観測衛星で、10年以上にわたる観測で世界的に大成功をおさめた「ようこう」の後継機です。「ひので」は、3つの望遠鏡を使って太陽の爆発現象のメカニズムを解き明かします。また、太陽が地球に及ぼす影響の予測をする宇宙天気予報にも貢献すると期待されています。小杉健郎プロジェクトマネージャーが「ひので」にかける思いを語ります。
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桜井教授が副台長を務める国立天文台は、ハワイにある「すばる」望遠鏡による観測で大きな成果をあげていますが、「ひので」開発の主力メンバーとしても貢献しています。桜井教授は、これまで太陽磁場の観測を研究されてきましたが、太陽磁場の詳細観測は「ひので」の大きな目的でもあります。桜井教授が「ひので」による研究への期待を語ります。
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柴田教授は、宇宙におけるさまざまな爆発現象を研究されています。太陽にかぎらず幅広い天文分野の研究活動をなさっていますが、近年は、宇宙天気予報の基礎研究も推進しています。柴田教授が、自らも運用に携わった太陽観測衛星「ようこう」を振り返りつつ、「ひので」の魅力を語ります。
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「ひので」は、太陽磁場の強さや向きをベクトル的に観測する世界初の衛星です。そのために必要な観測装置の開発責任者を務めたのがターベル博士です。ターベル博士は、「ようこう」の観測データを子供向けの教育教材として使うなど、宇宙教育にも興味を持っています。ターベル博士が、太陽観測における国際協力について語ります。
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太陽は私たちにもっとも近い恒星で、その活動は地球にも大きな影響を与えます。地球に暮らす私たちにとって、太陽を知ることはとても大切です。また、太陽のことがわかれば、ほかの星の誕生を理解する手がかりとなります。大気の影響を受けない宇宙からの観測は、太陽の活発な動きを高精細に捉えます。これまでの主な太陽観測衛星の成果を紹介します。
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