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目次 巻頭言 凡例 第1章 第2章
第3章 第4章 後書き アペンディクス 索引

(3) 「平和」という語の意味に関する日本国の国務大臣の言明
(1968年第61国会科学技術振興対策特別委員会議録)

石川委員: …それから平和利用―平和という文字は、世界的には、「非侵略」という使い方がひとつある。それから、「非軍事」という考え方もあるわけです。しかし、日本の場合には、憲法というたてまえもあって、この平和という文字はあくまでも「非軍事」というようなものに理解されるのが常識になっておる訳です。従って、この決議がもし上程をされるとすれば、そういう意味の非軍事であるというようなことが前提として確認をされなければならぬ、こう思っている訳でございます。この点についてどうお考えになっておりますか。
木内国務大臣:今の非軍事というご理解、大体わたしはその通りだと思っています。

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