1. |
原則
ESROによるSLユニット及び第5条1(a)に定めるその他の物品の引渡しに続いて、NASAはESROから計画上の理由で必要とすることがあるこの種類のいずれの追加物品も、これらが合意される仕様書及び日程に従い、かつ、合意される合理的な価格で、入手できることを条件として、ESROから調達することに同意する。NASAが、上記に定めるSLユニットの引渡しの少なくとも2年前までに、少なくとも一基のSLの最初の調達の注文を行う。追加のユニットを注文する前に、最初の飛行ユニットを用いる運用上の経験を得ることが望ましいことを認めるが、生産ユニットの価格及び利用可能性が、継続的な製造能力の維持にかかっているので、NASAは後続の調達注文について十分なリードタイムを与えるように努めるものとする。 |
2. |
NASAによるSL開発の自粛
NASAは、ESROがSL、その構成要素及び部品を、合意される仕様書及び日程に従い、合意される合理的な価格で製造することに失敗しない限り、最初のSLの設計及び能力を実質的に複製するSLの別個の独自の開発を差し控える。NASAは、この協力計画に基づいて開発されるSLが適合しないNASAのSL計画のいずれの要件についても、この協力計画に基づいて開発されるSLに必要な修正を加えることにより、又は、NASAの要求に適合するその他のSLを製造し若しくは調達することによって、当該要求を満たす権利を有する。 |
3. |
将来の要件の通知
NASAは、実質的に修正された又は完全に新しいSLについての予期された要求に適合する提案を行う機会を与えるように、ESROに当該要求に関する事前の通知を行うよう努力する。 |