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目次 巻頭言 凡例 第1章 第2章
第3章 第4章 後書き アペンディクス 索引

(9) 国家航空宇宙局及び欧州宇宙研究機構との間のスペースシャトル・システムに連結するスペースラブの開発、調達及び利用に関する協力計画についての了解覚書(1973年8月14日発効)

 アポロ計画に続く主要な合衆国の宇宙計画、特にアメリカ合衆国政府がその実施を国家航空宇宙局(NASA)に委託した新しい宇宙輸送システム(スペースシャトル)の開発へのアメリカ合衆国政府による欧州に対する参加の提議に基づいて、欧州宇宙研究機構(ESRO)の加盟国である欧州諸国が、スペースシャトル計画に参加するためにESROの枠内での特別プロジェクトの形で、スペースラブ(宇宙実験室、以下「SL」という。)を開発する希望を表明した。これらの国は、国際的な取極によってESRO又はその後継機関にSL計画の実施の責任を委ねた。双方の計画の実施にあたって、これらの二つの機関の適切な協力の措置を講じ、かつ、両機関の間で必要な調整を確保するために、アメリカ合衆国政府に代わって、同政府のために行動するNASA及びこの特別なプロジェクトに参加する国の政府に代わって、これらの国のために行動するESROは、この協力及び調整が行われるにあたっての特別な条件を定めるこの了解覚書を作成した。この了解覚書は、この協力計画に関する上記の参加国政府及びアメリカ合衆国政府の間の協定の規定に従う。

第1条 目的
第2条 SL計画、スペースシャトルとのインターフェース及びその利用に関する概略
第3条 段階化及び日程
第4条 計画の立案
第5条 各当事者の責任
第6条 調整―連絡―再検討
第7条 資金
第8条 SLのNASAによる調達
第9条 不測事態
第10条 技術の入手及びNASAによる援助
第11条 シャトル/SLの入手及び利用
第12条 広報
第13条 特許及び所有権が設定された情報
第14条 紛争の解決
第15条 期間
第16条 効力発生
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