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目次 巻頭言 凡例 第1章 第2章
第3章 第4章 後書き アペンディクス 索引

(3) 大気圏と宇宙空間の境界に関するアプローチ
(ソ連の1983年4月4日のCOPUOSの法律小委員会における作業文書A/AC.105/C.2/L.139)

1. 宇宙空間と大気圏の間の境界は、海抜110kmを越えない高度で、国家間の合意によって設定されるものとし、拘束的な性格を有する国際的な法律文書の締結によって、合法的に確認されるものとする。
2. この文書はまた、いずれの国の宇宙物体も、軌道に達するために又は地球に帰還するために、合意された境界以下の高度で、他の国家の領土上空に対する無害(平和)通航権を保持するものとする旨を規定するものとする。

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