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アメリカ合衆国国家航空宇宙局及びロシア連邦ロシア宇宙庁の間の討議に関する議定書
(1993年12月16日署名、発効) |
以下、共同で「当事者」という、国家航空宇宙局(以下「NASA」という。)及びロシア宇宙庁(以下「RSA」という。)は、1992年10月5日にモスクワで締結されたNASA及びRSAの間の有人宇宙飛行協力に関する実施協定に定める有人宇宙飛行の分野において協力することに合意した。
更に、双方の当事者は、シャトル―ミール計画の実施についての技術的な面に関する審議を継続することに合意した。このことは、当該計画に関する追加の技術的な実施協定の準備及び署名を必要とする。
NASA及びRSAは、各々、飛行に先立って、すべての障害及び危険を実行可能な限り最小限にするよう確保する。双方の当事者は、自己の共同実施作業班によって、システム、運用手続、訓練計画、安全及び成功の確率の両方を最大限にするためのその他の可能な措置を作成する。不測の事態に対応する計画は、シャトル―ミール計画の実施期間中に支障が生じた場合の調査、協議、情報交換及び双方の当事者が実施できる活動についての手続を含めるように共同で作成する。当該計画のいかなる部分も、実施するのが安全であるという双方の当事者の合意がない場合には、実施してはならない。
(署名省略)
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