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地球温暖化問題の克服に向けて〜GEO炭素プロジェクトへの貢献〜

2010年11月5日、中国の北京で2010年地球観測に関する政府間会合(GEO)の閣僚級会合が開催され、全球地球観測システム(GEOSS)の実施やデータ共有についての話し合いが行われました。地球観測衛星のデータは、地球温暖化問題に貢献すると世界から期待されています。これまでJAXAのGEOでの貢献は、陸域観測技術衛星「だいち」やセンチネルアジアを中心とした災害分野にフォーカスされていましたが、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」が本格的に運用を開始したことによって、炭素観測分野でも今後、世界に大きく貢献しようとしています。
  • 世界から高く評価されるJAXAの地球観測衛星 JAXA宇宙利用ミッション本部 衛星利用推進センター 主任 落合 治Osamu Ochiai本文を読む
  • 温暖化をまねく二酸化炭素の循環を探る JAXA温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」ミッションマネージャ 中島正勝Masakatsu Nakajima本文を読む
  • 世界初!高精細な地球規模の森林マップ JAXA陸域観測技術衛星「だいち」データ解析担当 島田政信Masanobu Shimada本文を読む
  • 環境問題解決に向けた日本の貢献に期待 地球観測に関する政府間会合(GEO)事務局長 事務局長 ジョゼ・アシャシュJosé Achache本文を読む
  • 世界の政策担当者が待ち望む炭素循環データの統合 国連気候変動枠組条約(UNFCCC) 事務局長 クリスティアナ・フィゲレスChristiana Figueres本文を読む
  • 信頼性の高いデータで温室効果ガス削減を実現 気候変動に関する政府間パネル(IPCC) 議長 ラジェンドラ・パチャウリRajendra K Pachauri本文を読む

The 5th GEOSS Asia-Pacific Symposium
2011年3月16日(水)〜18日(金)「第5回GEOSSアジア太平洋シンポジウム」を東京で開催
地球観測に関する政府間会合(GEO)が主催し、日本の文部科学省が協力するこのシンポジウムは、アジア太平洋地域の各国がGEOSSの普及や推進に向けた情報交換を行い、相互の共通理解を深めることを目的として開催されます。「アジア太平洋地域におけるデータ共有統合の実現に向けて」をテーマに、ジョゼ事務局長のGEO活動報告やGEO参加国からのGEOSS進捗状況の報告、テーマ別の分科会が開催されます。 プログラムの詳細、参加申し込み:第5回GEOSSアジア太平洋シンポジウム >>

GEO「地球規模炭素循環の監視」2010年11月5日、GEO(地球観測に関する政府間会合) の閣僚級会合で上映された、GEOの炭素循環監視に関する取り組 みを紹介するプレゼンテーション映像です。国際会議で上映するために言語が英語で作られていますので、日本語字幕が入っています。

こちらの動画はYoutubeのJAXAチャンネルより引用しています。
JAXAチャンネル