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日本の月探査機「かぐや」の初期成果〜月の起源と進化の謎にせまる〜月周回衛星「かぐや」は、月の起源と進化の解明に挑む、日本初の本格的な月探査機です。「かぐや」は2007年10月に月に到達し、搭載した14種類の観測機器を使って月の全球観測を行っています。観測データの解析はまだ始まったばかりですが、すでにいくつかの新しい発見があり、その成果は国際的な学会誌などにも発表され、世界中の科学者から大きな反響を呼びました。月は、地球に向いている表側と裏側とではまったく異なる姿をしており、その二分性がどのようにしてできたかは未だ分かっていません。「かぐや」は世界で初めて子衛星を使って月の裏側を詳細に観測し、その謎にも迫ります。今回の特集では、これまで発表された「かぐや」の科学的成果を紹介します。
「かぐや」のこれまでの主な科学的成果 本文を読む
月の科学を探求する「かぐや」 加藤學 (Manabu Kato) 月周回衛星「かぐや」サイエンスマネージャー 本文を読む
世界初、月全体の立体画像をとらえる	春山純一 (Junichi Haruyama) 月周回衛星「かぐや」地形カメラ観測機器チーム主研究員 本文を読む
月の重力と地形を明らかに 佐々木晶(Sho Sasaki) 国立天文台 RISE月探査プロジェクト長  本文を読む
月探査の新しい時代の幕開けを実感 カーリ・ピータース(Carle Piters) ブラウン大学地質科学科 教授 本文を読む
関連リンク: 月周回衛星「かぐや(SELENE)」
  月・惑星探査プログラムグループ