1. |
適当な調整のためのセンター間の十分な通信チャンネルを用いて、アポロ型の宇宙船の飛行管理はアメリカの管理センターによって行われ、ソユーズ型の宇宙船の飛行管理はソビエトの管理センターによって行われる。 |
2. |
管理中、秒読みの調整を含む、飛行計画の共同の要素に影響する問題に関する決定は、他方の国の管理センターとの協議の後に行われる。 |
3. |
飛行の共同部分は、不測事態への対応計画を含む、調整され、かつ、承認されたミッションの文書に従って行われる。 |
4. |
飛行の実施にあたって、事前に計画された技術的情報及び地位の交換が、予定された基礎に基づいて行われる。 |
5. |
受け入れ国の管理センター又はその宇宙船の船長は、受け入れ国の宇宙船における所定の状態について、事前に立案された適切な不測事態への一連の対応行動を決定する主たる責任を有する。各々の国は、事前に計画された一連の対応行動のいずれかを必要とする様々な装備の故障についての詳細な規則を準備する。 |
6. |
直接的な対応を必要とする状態において、又は、地上要員との接触ができない場合には、受け入れ国の宇宙船の船長は、事前に計画された不測事態への一連の対応行動に従って決定を行う。 |
7. |
テレビのいずれかのダウン・リンクは、他方の国の管理センターに直接送信される。宇宙船及び地上局の間の通話能力は、事前に計画された基礎に基づいて、かつ、更に必要とされる又は望ましいと考えられる共通の同意によって、他方の国の管理センターの利用のために提供する。 |
8. |
双方とも(各々の管理センターに代表を置くことを含む)、他方の国の管理センターの要員に、相互の了解を助けるために、追加情報及び基礎知識を与えるための手段を継続して考慮する。 |
9. |
搭乗員は、最低限、他方の国の言語を理解するように十分に当該言語で訓練を受けるべきであり、一連の通常行動及び不測事態への一連の対応行動に関して、規定の通話に適切に応答して行動する。 |
10. |
広報計画は、双方の義務及び慣行を考慮して作成する。 |