
打ち上げ日:2005年7月10日
サイズ:6.5m×2.0m×1.9m 質量:約1700kg
「あすか」よりもさらにエネルギー分解能、角分解能ともに向上し、感度を高めた軟X線望遠鏡と硬X線検出器を搭載。より広いエネルギー範囲で観測を行う。
これまでの主な成果は、惑星状星雲にて普通の星により炭素などが合成されたことを観測、銀河団中でレアメタルを発見するなど、星から超新星爆発に至る元素合成の歴史を示す。銀河の分厚いガスや塵に隠されたブラックホールの発見。天の川銀河の中心で起こる爆発的現象の観測。超新星残骸で粒子が加速される証拠をつかむなど、宇宙の高エネルギー現象や、宇宙の構造と進化を研究している。現在も観測を行っており、今後も成果が期待される。