ワシントン駐在員事務所は、米州地域における日本の宇宙機関の代表として、NASA（米国航空宇宙局）、NOAA（国立海洋大気庁）本部との連絡調整をはじめ、米国大統領府、議会、宇宙航空関連企業の動向調査や、アメリカ国内でのJAXAの広報普及・産業振興活動を主に行っています。
※ 2020年3月に事務所を移転しました。

ヒューストン駐在員事務所は米国南部地域を担当し、主にNASAジョンソン宇宙センター（JSC）との調整を行っています。
JSCが有人宇宙活動を包括的に担当していることから、当事務所も宇宙飛行士の訓練、宇宙ステーション開発・運用スペースシャトル利用宇宙実験などの広範囲な分野の支援業務を実施しています。

パリ駐在員事務所は、欧州との国際協力プロジェクトの調整、欧州宇宙政策の調査、各種情報収集、広報活動、関連企業との情報交換などを行っています。
特にパリに本部がある欧州宇宙機関（ESA）、フランス国立宇宙研究センター（CNES）とは密接な関係にあります。

バンコク駐在員事務所は、タイ地理情報・宇宙技術開発機関（GISTDA）をはじめとするアジア太平洋地域の宇宙関連機関、その他の研究機関、政府機関、大学、民間企業及び国際機関との連携促進や連絡調整全般を実施しています。
また、当該地域での動向調査及び広報活動なども幅広く実施しています。
※ 2020年3月に事務所を移転しました。

モスクワ技術調整事務所は、日本人宇宙飛行士のロシア地域での訓練及びソユーズ宇宙船への搭乗・帰還にあたっての支援業務を行うと共に、国際宇宙ステーション計画及び宇宙実験計画に関してロシア地域の宇宙関係機関との連絡調整を行うため、2011年4月に開設されました。