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国際的な取り組みと貢献

国際協力とは

JAXAは、国際貢献と日本の経済社会・国民の利益の両方を考慮しつつ、日本の国際的地位にふさわしい国際協力を推進しています。
特にアジア・太平洋地域においては、アジア・太平洋地域宇宙機関会議(Asia-Pacific Regional Space Agency Forum: APRSAF)を通して、中心的な役割を果たしています。

APRSAF Online 2020

2020年11月19日、「ディスタンスを超えたビジョンの共有」をテーマに、「APRSAFオンライン2020」がオンラインで開催されました。
当日は、リアルタイムで44ヶ国・地域から620名が視聴し、宇宙機関長セッションには例年の倍となる15宇宙機関の機関長12名、機関長代理3名が出席しました。
冒頭、文部科学省萩生田大臣の開会挨拶に続き、下記のセッションが行われました。

国際協力

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2020年12月3日 更新

「APRSAF Online 2020」開催結果概要

2020年11月19日、「ディスタンスを超えたビジョンの共有」をテーマに、「APRSAFオンライン2020」がオンラインで開催されました。
当日は、リアルタイムで44ヶ国・地域から620名が視聴し、宇宙機関長セッションには例年の倍となる15宇宙機関の機関長12名、機関長代理3名が出席しました。

冒頭、文部科学省萩生田大臣の開会挨拶に続き、下記のセッションが行われました。

1.
カントリーレポートでは、アジア太平洋地域の16カ国から、COVID-19がこの地域においても様々な困難をもたらしている状況ではあっても、宇宙活動への取り組みが継続されていることが紹介されました。

2.
パネルセッションでは、スタートアップ等の様々な立場の登壇者から、宇宙ビジネス拡大における政府、民間の各々の役割や、持続可能な活動のために何が必要かといった意見が述べられました。衛星からの情報と地上の情報を連携させること、多様なプレーヤーが連携していくことが地上課題の解決、ひいてはSDGsの達成に繋がっていくとの意見が出されました。また、政府や宇宙機関に対して、ビジネス活動を顧客として支える立場になってもらいたい、また、宇宙活動の持続可能性確保の観点から適切なルール作りをリードして欲しいといった期待が示されました。

3.
分科会及びイニシアチブの活動報告では、APRSAFの枠組みの下で行われている具体的協力活動(センチネルアジア、SAFE、Kibo-ABC、NSLI)が、リモートで対応する等の工夫をこらしながら推進されており、今後も引き続き取り組みを継続していくことが報告されました。また、子供たちを対象としたポスターコンテストの優秀作品の発表が行われました。

4.
宇宙機関長セッションには、アジア太平洋地域の15の宇宙機関長等が参加し、コロナ禍の困難な時代における宇宙への取り組みについて、各々のビジョンを語りました。こうした制約が多い中でこそイノベーションが生まれること、リモートで活動を支える宇宙技術の重要性に言及する意見が多く表せられました。

5.
APRSAF運営委員会から、分科会の再編及びAPRSAF表彰制度の新設について提案が行われました。 いずれの提案についても、12月末までAPRSAFウェブで意見募集を行い、表彰制度については2021年2月、分科会再編については同4月の運営委員会で決定する予定が示されました。

最後に、ベトナム科学技術アカデミーのミン院長より、「2021年にAPRSAF-27をハノイで開催できることを望んでいる。」旨の閉会挨拶をもって、4時間のイベントが終了しました。
来年度もたくさんのご参加をお待ちしています。

協力機関

アメリカ・カナダ

アメリカとの協力関係は、「宇宙開発に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協力に関する交換公文」が締結された1969(昭和44)年から始まりました。
以降、NASA(米国航空宇宙局)を中心に、国際宇宙ステーションや日本人宇宙飛行士をスペーシャトル計画に参加させること、地球観測や科学衛星など、幅広い分野で国際協力をおこなっています。

カナダとは、1989年以降、カナダ宇宙庁と日本・カナダ宇宙パネルを定期的に開催して、地球観測分野、微小重力分野等の相互の協力について長期的視点に立った意見交換を行っています。また、国際宇宙ステーション運用のパートナーとしても共に協力しています。

ヨーロッパ・ロシア

ヨーロッパとの協力関係は、欧州宇宙機関(ESA)と締結された交換公文に基づく情報交換によって、1972(昭和47)年から始まりました。

1980年代に入ってからは、フランス国立宇宙研究センター(CNES)と地球観測衛星の打ち上げの際に相互支援を実施。スウェーデン宇宙公社(SSC)とは、スウェーデンのキルナに日本の追跡局を設置するなど、追跡管制での協力関係は深まっていきました。また、ロシア宇宙庁(RSA)とはロシアの宇宙ステーション「ミール」を利用して宇宙実験を実施しました。

その後、地球観測分野および国際宇宙ステーション・「きぼう」日本実験棟の運用における国際協力関係はますます盛んになり、ロシアやフランスをはじめ各国との協定が締結されています。

アジア・太平洋地域

アジア太平洋地域の各国との協力関係は、インド、インドネシア、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポール、韓国等に加え、アラブ首長国連邦やトルコ等の中東地域、オーストラリア、ニュージーランド等の太平洋地域の各国と、協力協定を締結/締結に向けた議論を実施の上、宇宙利用分野、宇宙技術分野、宇宙科学及び宇宙探査分野、宇宙教育分野などの様々な分野において、協力を行っています。

アジア・太平洋地域宇宙機関会議(Asia-Pacific Regional Space Agency Forum: APRSAF)

主な歴史:
APRSAF25年間の歴史

国連等を通じた国際協働

科学衛星分野

科学衛星の分野では、国際協力のもとに研究を進めることが重要な意味を持っています。国際的な宇宙科学の協力は、1980年代のハレー彗星探査計画をきっかけに始められた宇宙科学関係機関連絡協議会(IACG)をはじめ、さまざまなレベルで行われています。

月・惑星探査分野

月・惑星探査分野においては、世界14カ国の宇宙機関による国際探査戦略(GES)の検討に積極的に参加し、共に「“GES:国際協働のための共通の認識”文書」(フレームワーク文書)を作成しました。現在、このフレームワーク文書で示された協働活動を実行するためのメカニズム(国際宇宙探査協働グループ:ISECG)に参画し、具体的な検討活動を進めています。

航空分野

航空技術部門は、公的航空研究機関に加え、海外メーカーや大学との相互利益に基づいた連携協力や共同研究、更には国際機関への協力などを行っています。また世界の公的航空研究開発機関によって構成される国際組織「IFAR(国際航空研究フォーラム)」では、JAXAが副議長を務めるなどリーダーシップを発揮し、国際的な航空研究機関の発展に貢献していきます。

特集

宇宙法

宇宙空間を各国が利用するにあたり、1966年に採択された宇宙条約を始め、国際的にいくつかの条約、原則が決議されています。

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