2019年グリーン契約締結実績

2019年度 温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約の締結実績の概要



国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 理事長

「国等における温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約の推進に関する法律」(平成19年法律第56号。以下「環境配慮契約法」という。)第8条第1項の規定に基づき、2019年度における温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約の締結実績の概要を取りまとめたので、公表します。

1.2019年度の取り組み
「環境配慮契約法」及び「国及び独立行政法人等における温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約の推進に関する基本方針(平成31年2月8日閣議決定。以下「基本方針」という。)」に基づき、温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約(以下「環境配慮契約」という。)の締結に努めました。

2.環境配慮契約の締結状況
基本方針で環境配慮契約の具体的な方法が定められている①電気の供給を受ける契約、②自動車の購入及び賃貸借に係る契約、③船舶の調達に係る契約、④省エネルギー改修事業に係る契約、⑤建築物の設計に係る契約並びに⑥産業廃棄物処理に係る契約のうち、①、②、④及び⑥について、環境配慮契約を行いました。

電気の供給を受ける契約
・総数(入札(裾切り方式)によらない場合を含む):20件
【内訳】
・環境配慮契約(裾切り方式)を実施した件数:7件(契約の概要は表1のとおり)
・環境配慮契約を実施した結果、不調・不落であった件数:1件
・環境配慮契約未実施の競争入札の件数:1件
・通常の随意契約を実施した件数:11件(供給会社3社未満:6件、少額契約:5件)
自動車の購入及び賃貸借に係る契約
・総数(総合評価落札方式によらない場合を含む):5台
【内訳】
・総合評価落札方式による購入台数:2台
・総合評価落札方式によらない購入台数:3台(車種を具体的に限定する必要があった:1台、総合評価方式にて入札を実施した結果不調となったため、随意契約を行った:2台)
船舶の調達に係る契約
・船舶の調達にあたる設計業務の契約実績はありませんでした。
・小型船舶の契約実績はありませんでした。
省エネルギー改修事業に係る契約
フィージビリティ・スタディを1件実施しました。
建築物の設計に係る契約
環境配慮型プロポ-ザル方式を1件実施しました。
産業廃棄物処理に係る契約
・総数(入札(裾切り方式)によらない場合を含む):3件
【内訳】
・入札(裾切り方式)を実施した件数:2件
・随意契約を実施した件数:1件(PCB処分:1件)

3.その他環境配慮契約に係る事項
 役員を構成員とする環境経営推進会議において、環境物品等の調達の推進に関する方針を定め、環境配慮契約を推進しました。2019年度はOA機器(プリントサービス)について、運用データに基づいた最適配置の計画を作成しました。この計画のもとに、2020年度に機器の削減を進めます。

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