グリーン契約2020

2020年度 温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約の締結実績の概要



国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 理事長

 「国等における温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約の推進に関する法律」(平成19年法律第56号。以下「環境配慮契約法」という。)第8条第1項の規定に基づき、2020年度における温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約の締結実績の概要を取りまとめたので、公表します。

1. 2020年度の取組み

 「環境配慮契約法」及び「国及び独立行政法人等における温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約の推進に関する基本方針(平成30年2月9日閣議決定。以下「基本方針」という。)」に基づき、温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約(以下「環境配慮契約」という。)の締結に努めました。

2. 環境配慮契約の締結状況

 基本方針で環境配慮契約の具体的な方法が定められている①電気の供給を受ける契約、②自動車の購入及び賃貸借に係る契約、③船舶の調達に係る契約、④省エネルギー改修事業に係る契約、⑤建築物の設計に係る契約並びに⑥産業廃棄物処理に係る契約のうち、①、②及び⑥について、環境配慮契約を行いました。

電気の供給を受ける契約
・総数(入札(裾切り方式)によらない場合を含む):22件
【内訳】
・環境配慮契約(裾切り方式)を実施した件数:9件(契約の概要は表1PDFのとおり)
・環境配慮契約を実施した結果、不調・不落であった件数:1件
・環境配慮契約未実施の競争入札の件数:0件
・通常の随意契約を実施した件数:12件(供給会社3社未満:6件、少額契約:6件)
自動車の購入及び賃貸借に係る契約
・総数(総合評価落札方式によらない場合を含む):2台
【内訳】
・総合評価落札方式による購入台数:1台
・総合評価落札方式によらない購入台数:1台(総合評価方式にて入札を実施した結果不調となったため)
船舶の調達に係る契約
・船舶の調達にあたる設計業務の契約実績はありませんでした。
・小型船舶の契約実績はありませんでした。
省エネルギー改修事業に係る契約
フィージビリティ・スタディにあたる契約実績はありませんでした。
建築物の設計に係る契約
環境配慮型プロポ-ザル方式にあたる契約実績はありませんでした。
産業廃棄物処理に係る契約
・総数(入札(裾切り方式)によらない場合を含む):7件
【内訳】
・入札(裾切り方式)を実施した件数:6件
・随意契約を実施した件数:1件(PCB処分)
3. その他環境配慮契約に係る事項

 国内全事業所のプリンタ・複合機について、利用実態(利用者、場所、稼働率等)を考慮の上、約450台から約240台まで削減しました。
ペーパレス定着によりコピー用紙購入量が減少し2019年度の約1,286万枚から2020年度は約709万枚となり、45%の削減となりました。(2016年度の2,291万枚から69%の削減)

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