グリーン購入(平成22年度)

環境物品等の調達の推進を図るための方針

平成22年4月1日
独立行政法人宇宙航空研究開発機構 理事長



 国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(平成12年法律第100号。以下「法」という。)第7条第1項の規定に基づき、平成22年度における環境物品等の調達の推進を図るための方針(以下「調達方針」という。)を定めましたので公表いたします。

I.特定調達物品等の平成22年度における調達の目標
 平成22年度における個別の特定調達物品等(環境物品等の調達の推進に関する基本方針(平22年2月閣議決定)以下「基本方針」という。)に定める特定調達品目毎に判断の基準を満たすもの。)の調達目標は、以下のとおりです。

なお、基本方針に規定された判断の基準は、あくまでも調達の推進に当たっての一つの目安を示すものであり、できる限り環境への負荷の少ない物品等の調達に努めることとします。

1. 紙類:調達を実施する品目については、調達目標は100%とします。

情報用紙(コピー用紙、フォーム用紙、インクジェットカラープリンター用塗工紙)印刷用紙、衛生用紙(トイレットペーパー、ティッシュペーパー)

2.文具類:調達を実施する品目については、調達目標は100%とします。

シャープペンシル、シャープペンシル替芯、ボールペン、マーキングペン、鉛筆、スタンプ台、朱肉、印章セット、印箱、公印、ゴム印、回転ゴム印、定規、トレー、消しゴム、ステープラー、ステープラー針リムーバー、連射式クリップ(本体)、事務用修正具(テープ)、事務用修正具(液状)、クラフトテープ、粘着テープ(布粘着)、両面粘着紙テープ、製本テープ、ブックスタンド、ペンスタンド、クリップケース、はさみ、マグネット(玉)、マグネット(バー)、テープカッター、パンチ(手動)、モルトケース(紙めくり用スポンジケース)、紙めくりクリーム、鉛筆削(手動)、OAクリーナー(ウェットタイプ)、OAクリーナー(液タイプ)、ダストブロワー、レターケース、メディアケース、マウスパッド、OAフィルター(枠あり)、丸刃式紙裁断機、カッターナイフ、カッティングマット、デスクマット、OHPフィルム、絵筆、絵の具、墨汁、のり(液状、補充用を含む)、のり(澱粉のり、補充用を含む)、のり(固形、テープ)、ファイル、バインダー、ファイリング用品、アルバム、つづりひも、カードケース、事務用封筒(紙製)、窓付き封筒(紙製)、けい紙、起案用紙、ノート、パンチラベル、タックラベル、インデックス、付箋紙、付箋フィルム、黒板拭き、ホワイトボード用イレーザー、額縁、ごみ箱、リサイクルボックス、缶・ボトルつぶし機(手動)、名札(机上用)、名札(衣服取付型・首下げ型)、鍵かけ(フックを含む)、チョーク、グラウンド用白線、梱包用バンド

3.オフィス家具等:調達を実施する品目については、調達目標は100%とします。

いす、机、棚、収納用什器(棚以外)、ロ-パ-ティション、コートハンガー、傘立て、掲示板、黒板、ホワイトボード

4.OA機器:22年度に購入する物品及び22年度より新たにリース契約を行うものの調達目標は100%とします。

コピー機、複合機、拡張性のあるデジタルコピー機、電子計算機、プリンタ、プリンタ/ファクシミリ兼用機、ファクシミリ、スキャナ、磁気ディスク装置、ディスプレイ、シュレッダー、デジタル印刷機、記録用メディア、一次電池又は小形充電式電池、電子式卓上計算機、掛時計、トナーカートリッジ、インクカートリッジ

5.移動電話:22年度に購入する物品及び22年度より新たにリース契約を行うものの調達目標は100%とします。

携帯電話、PHS

6.家電製品:調達を実施する品目については、調達目標は100%とします。

電気冷蔵庫、電気冷凍庫、電気冷凍冷蔵庫、電気便座、電子レンジ

7.エアコンディショナー等:調達を実施する品目については、調達目標は100%とします。

エアコンディショナー、ガスヒートポンプ式冷暖房機、ストーブ

8.温水器等:調達を実施する品目については、調達目標は100%とします。

ヒートポンプ式電気給湯器、ガス温水機器、石油温水機器、ガス調理機器

9.照明:調達を実施する品目については、調達目標は100%とします。

蛍光灯照明器具、LED照明器具、LEDを光源とした内照式表示灯、蛍光ランプ(直管型:大きさの区分40形蛍光ランプ)、電球形状のランプ

10.自動車等:

 自動車は全て、国の基本方針による判断の基準に従ったもので、短期間のリース、レンタルを含みます。

(1) 一般公用車
  調達の予定がありません。
   
(2) 一般公用車以外の自動車
  一般公用車以外の自動車についての目標は100%とします。
ガソリン車(平成17年基準排出ガス75%低減レベル)は123台調達予定です。
ハイブリッド自動車、天然ガス車、ディーゼル車については調達の予定がありません。
   
(3) ITS対応車載器
  ETC対応車載器 調達の予定はありません。
カーナビゲーションシステム 調達の予定はありません。
(4) 乗用車用タイヤ
  調達目標は100%とします。
   
(5) 2サイクルエンジン油
  調達目標は100%とします。

11.消火器

 調達目標は100%とします。

12.制服・作業服・帽子

 調達目標は100%とします。

13.インテリア・寝装寝具:調達を実施する場合は、調達目標は100%とします。

カーテン、布製ブラインド、タフテッドカーペット、タイルカーペット、織じゅうたん、ニードルパンチカーペット、毛布、ふとん、ベッドフレーム、マットレス

14.作業手袋

 調達目標は100%とします。

15.その他繊維製品:調達を実施する場合は、調達目標は100%とします。

集会用テント、ブルーシート、防球ネット、旗、のぼり、幕、モップ

16.設備:

太陽光発電システム(公共・産業用): 調達の予定はありません。
太陽熱利用システム(公共・産業用): 調達の予定はありません。
燃料電池             : 調達の予定はありません。
生ゴミ処理機           : 調達の予定はありません。
節水機器             : 調達の予定はありません。
日射調整フィルム         : 調達の予定はありません。

17.防災備蓄用品:

 調達目標は100%とします。

ペットボトル飲料水、缶詰、アルファ化米、乾パン、レトルト食品等、毛布、作業手袋、テント、ブルーシート、一次電池、非常用携帯燃料

18.公共工事:

 公共工事の中で、基本方針に位置付けられた資材、建設機械、工法及び目的物を調達する場合は、原則として、基本方針に定める判断の基準を満足するものを使用するものとします。
なお、目標の立て方については、今後、実績の把握を進める中で検討するものとします。

19.役務:

省エネルギー診断     :   調達の予定はありません。
印刷           :   調達目標は100%とします。
食堂           :   6件の調達をします。
自動車専用タイヤ更正   :   調達の予定はありません。
自動車整備        :   調達目標は100%とします。
庁舎管理等  庁舎管理  :  調達目標は100%とします。
       植栽管理  :  調達目標は100%とします。
        清掃   :  調達目標は100%とします。
      機密文書処理 :  調達目標は100%とします。
       害虫防除  :  調達目標は100%とします。
輸配送          :   調達目標は100%とします。
旅客輸送(自動車)    :   調達目標は100%とします。
蛍光灯機能提供業務    :   1件の調達をします。
小売業務         :   3件の調達をします。
クリーニング       :   調達目標は100%とします。


II.特定調達物品等以外の平成22年度に調達を推進する環境物品等及びその調達の目標等


1. デジタルカメラ及びデジタルビデオカメラ(一般汎用品)は、鉛フリーなど、従来品と比較し環境配慮されたものを100%調達します。
2. ラベルライター用テープカートリッジを調達する場合は、再生プラスチックが製品のプラスチック重量の50%以上使用されているもの、あるいは回収システムのあるものを100%調達します。

III.その他環境物品等の調達の推進に関する事項


1. JAXAは環境憲章、環境基本方針を定めています。グリーン購入については「環境経営推進会議」を設置し、その下に「グリーン調達幹事会」を置き、各部署には「推進員」を配置し、グリーン購入の推進に努めております。その体制の概要は別紙1のとおりです。
2. 本調達方針は全ての部署及び施設等機関を対象とします。
3. 調達の実績は、各品目毎に取りまとめ、公表します。
4. 物品等の調達にあたり調達量はできるだけ少なくするよう努めます。
5. 機器類等については、できる限り修理等を行い、長期間の使用に努めます。
6. 不用となった物品の情報は、社内イントラネット「JAXA資産利活用掲示板」に掲載し、他部署での利用を促しリユースに努めています。
7. 調達する品目に応じて、エコマーク等の既存の情報を活用することにより、基本方針に定める判断基準を満たすことにとどまらず、できる限り環境負荷の少ない物品の調達に努めます。
8. 本調達方針記載以外の調達においても、可能な限り環境負荷の低減されたものを調達するため、「環境への負荷の少ない物品等の調達に関する選定要領」を定めています。
9. 物品等を納入する事業者、役務の提供事業者、公共工事の請負事業者等に対して、事業者自身が本調達方針に準じたグリーン購入を推進するよう働きかけるとともに、物品の納入に際しては、本調達方針で定められた自動車を利用するよう働きかけます。
10. 事業者の選定に当たっては、ISO14001又は環境活動評価プログラム等により環境保全を積極的に行っている者、環境報告書等を作成し公表している者を優先して考慮する枠組みがあります。
11. JAXAは国民的運動「チャレンジ25」に参画しています。
12. 本調達方針についての窓口は安全・信頼性推進部とします。



別紙1

JAXAグリーン購入の推進体制

◎JAXAはグリーン購入、グリーン契約の推進体制を社内規定として定めています。

基本的な役割

環境経営推進会議

  • 環境物品等の調達方針案を作成し理事長に提案します。
  • 調達方針を全組織に徹底させます。
  • 環境物品等の調達推進及び実績の評価をします。
  • 温室効果ガス排出削減に配慮したグリーン契約に関する各種の取り組みを検討します。
  • その他、環境経営に必要な事項について検討します。


グリーン調達幹事会】

  • 環境物品等の調達方針の作成、グリーン契約の取り組みについて、環境経営推進会議に提案します。
  • グリーン契約の取り組み結果のとりまとめ、及びグリーン購入の推進、実績の集計等を行います。


【事務局】

  • 安全・信頼性推進部

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