プレスリリース・記者会見等

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油井宇宙飛行士の宇宙滞在における
リアルタイム交信イベント企画の募集について

平成27年1月20日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、約6か月間の予定でISSに長期滞在する油井宇宙飛行士との交信イベントの企画提案募集を行います。
 交信イベント実施を希望される方は、下記をご覧の上、ご応募ください。

I.募集概要

■募集内容 ISSに滞在する油井宇宙飛行士とのリアルタイム交信を含めたイベント企画。一般の方々に宇宙を身近に感じ宇宙への興味・関心をもっていたただけるよう、以下のいずれかの内容を含むものをご提案ください。
  1. 1. 宇宙利用の促進啓発
  2. 2. 宇宙探査の推奨
  3. 3. 日本の技術力の高さや国際的な信頼性のアピール
  4. 4. 宇宙開発への理解増進
■募集件数 3~5件程度(ISSとの交信時間は、1件につき10分~20分程度)
■実施時期 平成27年6月頃~平成27年11月頃
具体的な実施時期は、選定後に調整させていただきます。
NASAとの調整を要するため、ご希望に沿えない場合があります。
予めご承知おきください。
■交信概要 NASAが配信するNASAテレビ(*)の映像を利用し、リアルタイムでISSの油井飛行士と交信を行います。
(地上の映像は、ISSには届きません。)
*:http://www.nasa.gov/multimedia/nasatv/index.html
■募集締切 平成27年2月16日(月)
■選定結果発表 平成27年3月上旬~中旬頃

II.条件等

応募条件:

  • 日本国内を拠点に活動する団体であること。
  • 公共性の高い内容であること。
  • 公序良俗に反しない内容であること。
  • 商業目的(商品販売、有料興業等)、広告宣伝目的、また、特定の個人や団体等の支持・支援者の勧誘につながる内容ではないこと。
  • 企業等がCSR活動の一環として実施するとき又は企業等をスポンサーにした上で実施するときにおいては、ライブ交信中に宇宙飛行士との交信映像及び画像等と共に企業名等を表示しないこと。
  • ISSへの持込品を伴わず、事前準備のために宇宙飛行士の時間を要することなく実施できる内容であること。
  • ISS運用状況によってスケジュールが流動的なため、突然のスケジュール変更に対応していただけること。
  • NASAテレビで放映された映像(ISS内で交信する宇宙飛行士の映像)の、他組織による使用に同意いただけること。
    (映像は、JAXA公開ホームページ(デジタルアーカイブス)でも紹介されるため、デジタルアーカイブスの「素材のご使用条件 https://jda.jaxa.jp/service.php」に基づき、教育活動目的、あるいは新聞、テレビ等のメディアが報道目的で使用する可能性があります。)
  • ISSはグリニッジ標準時を基準としているため、原則として日本時間平日20時頃から22時までの間の交信に対応できること。(ただしISS運用状況に応じて変更となる可能性があります。)
  • 交信に係る経費(交信イベント企画運営費、音声回線敷設、NASAテレビ受信用アンテナの調達、)交信に係るNASAとの調整、交信の際の日英通訳2名(日本語1名、英語1名)及び日英併記台本作成等)及び企画運営に係るJAXA職員の旅費等(JAXA規程に準じる)をご負担いただけること。
  • 実施後(実施1週間後をめどに)、集客数(インターネットを活用するのであれば、アクセスレポート等)やメディア露出等実施内容をまとめた実績報告書を提出すること。 (※実施翌朝に会場集客数や各アクセス概要数を、JAXAへ速報ください)
  • 企画の内容等について、説明やプレゼンを求められた場合、これに応じられること。
  • その他 機構の要求に柔軟に対応できること


評価基準:

  • 宇宙でしかできない、宇宙だからできる内容が盛り込まれていること、また宇宙を身近に感じ宇宙への興味・関心をもっていただける内容であることを前提に以下のいずれかの内容を含むもの。
    1. 宇宙利用の促進を啓発する内容
    2. 宇宙探査を推奨する内容
    3. 日本の技術力の高さとともに国際的な信頼性をアピールする内容
    4. 宇宙開発への理解増進
  • 交信イベントへの参加者が多数見込まれること。またそれを実現するための方法等について、具体的に示されていること。
  • TV、ラジオ、インターネット、携帯端末などを複合的に活用して多数への波及効果が期待できる企画内容、実施方法であること。


基準を満たす応募が多数の場合は、評価基準に基づき、選定させていただきます。
なお、評価結果に対するご質問には、お答えできません。
選定が決まった際にはJAXAから改めて覚書を交わします。
音声回線は国際電話用の回線を5回線準備頂きます。
NASAテレビ受信用アンテナ/チューナー敷設。
(専門的な技術を要します。概要は、以下のとおりです。

交信イベント申込者とJAXAとの作業分担抜粋

本イベントの実施に関する交信相手方及び機構の活動は、それぞれ次の以下のとおり。


(1)交信相手方

  1. 1. 本イベントの実施に係る全体運営
  2. 2. 本イベントの台本(日英併記)作成
  3. 3. 本イベントの実施会場の手配及び準備
  4. 4. 本イベントの映像/音声の取得
  5. 5. 本イベントの普及活動に係る公開媒体との調整
  6. 6. その他、本イベントを遂行する上で必要な作業(申込書に記載の応募条件から生じる作業を含む。)

(2)機構

  1. 1. 「きぼう」日本実験棟での実施に係る作業手順書の作成
  2. 2. 油井宇宙飛行士との台本調整等
  3. 3. NASAとのスケジュール調整、台本受け渡し等
  4. 4. 油井宇宙飛行士の本イベントによる軌道上作業

III.申請先

添付の「お申込書」を添えて、企画書を下記「受付窓口」あてにメールでお送りください。様式は自由ですが、以下の内容を必ず含めてください。

※ 書類に記載する内容:
主催団体名、連絡先(住所・電話番号・e-mail等)、担当者名(複数人数)、企画書、組織概要など主催団体の概況がわかるもの。主催者側で想定したいイベント催行日程を3日程候補、もしくは「この週」というような単位提示を3候補程。(日程をお約束するものではありません)。

なお、後日JAXAからの選定ご連絡を行わせて頂きました団体様には、イベント催行当日に予定されてます技術的支援者情報が必要になります。


【受付窓口】
宇宙航空研究開発機構 広報部
「油井宇宙飛行士 交信イベント募集」担当
Mail:

IV.実施にあたっての留意事項

(1) 交信イベント実施日時については、これまでの実績では、交信イベント開催のおよそ1~2週間程度前に設定されますが、ISSの運用状況によっては、予定されていた交信イベントの日時が直前で変更されることや中止されることがあります。場合によっては日時の再設定ができず交信イベントそのものが実施できないこともありますので、予めご了承ください。
なお、変更または中止になった場合、JAXAは一切の責任を負いかねますので、予めご了承の上応募願います。
(2) 上記の理由から日時を指定したご提案は実施が困難です。柔軟に対応できる内容でご提案願います。

V.問い合わせ窓口

お問い合わせは、下記までお願いいたします。

【問合せ先】
宇宙航空研究開発機構 広報部
「油井宇宙飛行士 交信イベント募集」担当
TEL: 03-5289-3650
E-mail:




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