H-IIAロケット27号機による
情報収集衛星レーダ予備機の
打上げ中止について
平成27年1月29日
三菱重工業株式会社
宇宙航空研究開発機構
三菱重工業株式会社及び宇宙航空研究開発機構は、種子島宇宙センターから情報収集衛星レーダ予備機を搭載したH-IIAロケット27号機(H-IIA・F27)の打上げを平成27年1月29日(木)に予定しておりましたが、打上げ時間帯にかけて射場近辺に規定以上の氷結層を含む雲(別紙参照)の発生が予想されることから、打上げを中止いたします。
新たな打上げ日については、今後の天候状況等を踏まえ、決定し次第お知らせいたします。
(別紙)
雷に係る制約条件
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1.
ノミナル飛行経路から 20km以内に発雷が検知された場合、30分間は発射してはならない。
ただし、発射時にノミナル飛行経路から20km以内に雷雲、積雲及びかなとこ雲がない場合はこの限りではない。 - 2. 発射時15分間は、射点近傍の地表電界強度が -2kV/m以上、+2kV/m以下の範囲にあること。
- 3. 射点を中心として半径10km以内に雷雲のないこと。
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4.
ノミナル飛行経路が以下を通過する場合には発射を行わないこと。
a. 雷雲、積乱雲及びかなとこ雲から 20km以内 b. 氷結層を含み、鉛直の厚さが1.8km以上の雲 c. 雲頂高度3km以上の雲を伴う寒冷前線やスコールライン