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国際宇宙ステーション・「きぼう」からの超小型衛星利用に関する
JAXA、東北大学、北海道大学との包括的な連携協力について

平成29年3月10日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
東北大学
北海道大学

 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、東北大学、北海道大学の3者は、「きぼう」日本実験棟からの超小型衛星放出の利用開拓をともに進めるため、平成29年3月9日に包括的な連携協力協定を締結しました。

 JAXAは平成28年10月に「きぼう利用戦略」を策定し、「きぼう」を我が国の研究開発基盤として定着化させることおよび利用成果を最大化することを目指しています。その中で、超小型衛星放出プラットフォームを重点項目の一つとしました。衛星放出機会を提供するJAXAは、衛星インテグレーション技術や国内外との衛星受注実績を持つ大学やコンソーシアム等を戦略的な協力機関(戦略パートナー)と位置づけ、ユーザー開拓段階から打ち上げ・放出まで長期間にわたり計画的に連携し、利用拡大を目指しています。

 東北大学および北海道大学は、互いに連携して、国内外の政府機関や大学等との間で超小型衛星の利用開拓を進め、これまで複数の超小型衛星の開発・運用を進めてきました。平成28年4月には、両大学は、フィリピン共和国の国産第1号となる超小型衛星「DIWATA-1※」の「きぼう」からの放出においてJAXAと連携し、成功させた実績を持ちます。また、平成28年11月には、両大学が中心となって、アジアの9か国16機関が参加するアジアマイクロサテライトコンソーシアム(AMC)を立ち上げ、超小型衛星の利用拡大に積極的に取り組んでいます。

 両大学とJAXAのそれぞれの強みを組み合わせることにより、超小型衛星の利用を企画・検討している国内外の政府機関や大学等に「きぼう」からの超小型衛星放出プラットフォームを効果的に提供することが可能となります。

 平成29年度以降も、有償利用に加え国際協力による「きぼう」からの超小型衛星放出が計画され、放出能力も順次増強する予定です。これまでのJAXA単独による利用拡大の取り組みから、両大学とJAXAが補完しあうことによる新たなサービスを構築し、商業化を視野にいれた基礎づくりを実施します。

「DIWATA-1」は、フィリピン科学技術省(DOST)、フィリピン大学ディリマン校、東北大学、北海道大学が共同開発した50kg級の超小型衛星で、JAXAが提供する打上げ機会を利用し、平成28年4月27日に「きぼう」から放出しました。

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