プレスリリース・記者会見等

このエントリーをはてなブックマークに追加

「地球低軌道(LEO)有人活動における事業共創」機会のお知らせ(AO)

平成30年6月8日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構


国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(理事長 : 山川宏、以下「JAXA」という)は、今年度より着手した、民間事業者等との共創により事業化を目指す新しい研究開発プログラム「宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)」における最初の事業共創機会のお知らせ(AO: Announcement of Opportunity)として、地球低軌道(LEO:Low Earth Orbit)有人活動における事業提案受付を開始いたします。

JAXAは、LEOにて、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟を中心とした利用・運用を約10年続けてきており、「きぼう利用戦略」(平成29年8月第2版制定)に基づき、超小型衛星放出事業を始め、可能なものから民間事業者等による事業自立化(民間への開放)を進めております。

今後、LEOを民間事業者等による持続的かつ事業規模の大きい経済活動の場として発展させるために、今回のAOでは、現在、JAXAが利用・運用を行っているISS「きぼう」日本実験棟を中心とした有人宇宙拠点等を活用した事業アイディアに加えて、将来の事業アイディアについても幅広く提案を受け付けます。

事業アイディアの具現化に向け、JAXAが提供可能な宇宙利用機会や人材・施設設備のアセットに加え、これまで有人宇宙活動を通じて培った技術力、経験、多様な国内外ネットワークなども提供し、コンセプト共創、技術開発・実証を提案者の皆さまと伴走しながら取り組んでいきます。

[別紙]

J-SPARC・事業共創機会のお知らせ(AO)概要

(1)事業名:

地球低軌道(LEO)有人活動における事業共創

(2)提案いただきたい事業:

1. JAXAが運用を行っている、国際宇宙ステーション(ISS)・「きぼう」日本実験棟等を活用した事業
※ただし、既に事業自立化(民間への開放)した超小型衛星放出事業は除く。

2. 特に範囲に制限を持たず、将来のLEO有人宇宙活動も対象とした事業

(3)提案いただきたい方:

日本法に基づき適法かつ有効に設立され、かつ存続する法人

(事業化意思のある民間事業者など)

図 地球低軌道を経済活動の場へ

(4)事業化までの段階的なプロセス:

将来的には、民間主体の事業活動を目指す取り組みであるため、事業の実現性、事業拡大・持続性が期待できる提案を重視した上で、提案者の皆さまとの対話、事業コンセプト共創を行い、事業共同実証活動へ移行可能な案件をより多く創出していきます。

(5)提案いただきたい期限:

平成30(2018)年8月8日(水) 15時 (※郵送の場合は必着)

(6)提案先・連絡先:

新事業促進部 事業開発グループ J-SPARC担当

住所: 〒101-8008 東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ

E-mailでのお問い合わせはこちら<電子メール: J-SPARC_LEO[a]jaxa.jp>([a]を@に変更してください。)

なお、本事業共創機会に係る説明会を、別途開催いたします。詳しくは、宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)サイトにてお知らせいたします。なお、本説明会開催に関して、メールでの周知をご希望される方は、本文に法人名・ご担当者名をご記入の上、上記電子メールアドレスに、6月15日(金)15時までに、ご連絡ください。

PAGE TOP