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プレスリリース・記者会見等

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JAXA商業デブリ除去実証にかかるパートナーシップ型契約の締結について

2020年(令和2年)3月23日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)は、持続的な宇宙活動の実現のためにスペースデブリ(宇宙ゴミ)除去を新規宇宙事業として拓くことを目的として「商業デブリ除去実証(CRD2;Commercial Removal of Debris Demonstration)フェーズI(注1)」(以下、本プロジェクト)を進めております。このたび、契約相手方として株式会社アストロスケールを選定し、契約を締結しました。

 本プロジェクトでは、世界初の大型スペースデブリの除去実現に向け、デブリ除去のキー技術である、非協力的なターゲットへの接近、近傍制御(注2)と、デブリの運動状態や損傷・劣化の状況がわかる画像データの取得を行います。

 本契約は民間事業者の自立・国際競争力確保を促す新たな試みとして、民間事業者が自身の事業戦略に基づき主体的に宇宙機開発・技術実証を行い、JAXAがそれに対して技術的な支援(JAXAの研究開発成果および技術アドバイスの提供、試験設備の供用等)を行う初めてのパートナーシップ型の契約となります。

 JAXAは、本プロジェクトを通じ、新規宇宙利用事業の開拓、わが国の民間事業者の国際競争力の獲得、そして持続的な宇宙活動の実現に貢献してまいります。

(注1) 本プロジェクトの成果を踏まえ、「商業デブリ除去実証(CRD2)フェーズII」では、わが国由来の大型スペースデブリ除去の実証を行う計画です。
(注2) スペースデブリは、それ自身が軌道決定・姿勢制御能力および捕獲されるためのインターフェース等を有していないため、捕獲する側からみて「非協力的なターゲット」です。そのため、これに接近し、近傍制御(スペースデブリの近傍で位置・姿勢を制御すること)を行うことは、宇宙機同士のランデブ・ドッキングに比べて技術的にはるかに困難です。

(参考)「商業デブリ除去実証」
http://www.kenkai.jaxa.jp/research/debris/crd2/crd2.html

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