宇宙航空研究開発機構と若狭湾エネルギー研究センターとの
研究連携・協力に向けた覚書の締結について
2020年(令和2年)4月16日
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
公益財団法人若狭湾エネルギー研究センター
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、「JAXA」)と公益財団法人若狭湾エネルギー研究センター(以下、「WERC」)は、「宇宙放射線の部品・材料への影響評価を中心とした宇宙機の高度化・信頼性向上」を目的とし、本日4月16日に、研究連携・協力に係る覚書を締結しました。
JAXAが研究開発を行っている各種の宇宙機の高度化・信頼性向上のためには、宇宙機に使用する部品・材料への宇宙放射線による影響の評価を正確に行うことが極めて重要です。
一方、WERCは様々な加速器等の施設で宇宙放射線を模擬した照射試験を行う能力を有しています。
このため、JAXA及びWERCは、WERCの保有する様々な加速器等の施設を活用した宇宙放射線影響評価を推進し、JAXAの開発する宇宙機の高度化・信頼性向上のため、本覚書を締結するとともに、本覚書に基づき、「技術交流会」を定期的に開催します。
また、今後はさらに、共同研究の相互提案、人材交流、セミナー、ワークショップ等を行い、連携を進めることで、我が国の宇宙産業技術の振興と研究の発展に貢献してまいります。