プレスリリース・記者会見等

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航空エンジン技術の実証に向けたF7-10エンジンの運用開始について

2020年(令和2年)12月24日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、「JAXA」)は、日本/JAXAの独自エンジン技術の実証に向け、2019年9月に「F7-10エンジン(以下、「F7エンジン」)」を株式会社IHI(以下、「IHI」)より購入し、調布航空宇宙センターの地上エンジン運転試験設備に導入しました。その後、同エンジンの性能確認を終え、運用を開始しました。

 F7エンジンは純国産エンジンであり、これまでJAXAと日本の航空産業界がともに培ってきた世界トップレベルのエンジン技術(JAXA aFJRプロジェクトの成果である軽量吸音ライナ等)を組み込むことができるため、部品単位ではなくシステム全体での技術実証が可能となります。
JAXAは、この技術実証を通じてエンジン技術のレベルを高めていくことにより、我が国の産業界が引き続きエンジン国際共同開発において設計分担を担うことを目指します。

JAXA調布航空宇宙センターの地上エンジン運転試験設備に導入されたF7-10エンジン

JAXA調布航空宇宙センターの地上エンジン運転試験設備に導入されたF7-10エンジン

(参考)
○F7エンジンの概要
 F7エンジンは防衛装備庁(旧 防衛省技術研究本部)によってP-1固定翼哨戒機用に開発され、IHIによって設計・製造されている純国産ターボファンエンジンです。哨戒機に求められる長時間飛行を実現するため、低燃費特性に優れ、民間旅客機でも広く使われる高バイパス比エンジンとして開発されました。
 その後、2016年12月14日に防衛装備庁とIHIとの間でJAXAへの販売を可能とする契約が締結されました。

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