プレスリリース・記者会見等

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星出彰彦宇宙飛行士の国際宇宙ステーション長期滞在開始について

2021年(令和3年)4月24日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

 クルードラゴン宇宙船(Crew-2)で国際宇宙ステーション(ISS)に到着した星出彰彦宇宙飛行士は、第65次/第66次長期滞在クルーとしてISSでの長期滞在を開始しました。
 星出宇宙飛行士は、同宇宙船で帰還するまでの約6ヶ月の間、ISSに滞在する予定です。

 1. ISSとのドッキング日時: 2021年4月24日(土)18時08分(日本時間)
2021年4月24日(土)5時08分(米国東部夏時間)
 2. ISSとクルードラゴン宇宙船(Crew-2)間のハッチオープン日時: 2021年4月24日(土)20時05分(日本時間)
2021年4月24日(土)7時05分(米国東部夏時間)

理事長談話

星出彰彦宇宙飛行士の国際宇宙ステーション長期滞在開始について

 米国ケネディ宇宙センターから打ち上げられたクルードラゴン宇宙船(Crew-2)は、同18時08分(日本時間)に国際宇宙ステーション(ISS)に無事にドッキングし、星出宇宙飛行士は約6ヶ月にわたる長期滞在を開始しました。

 星出宇宙飛行士は、今回が3回目の宇宙飛行であり、さらには、日本人二人目となるISS船長に就任予定です。今回の長期滞在ミッションテーマとなっている「夢は、実現できる」に沿うべく、星出宇宙飛行士は、「夢を実現するような将来性のあるミッション・人材育成に資するミッション」、「探査/科学/民間利用の三本柱のミッション」、「チームワークで成果の最大化」に取り組みます。星出宇宙飛行士のISS長期滞在中、JAXAは、「きぼう」日本実験棟において、次世代水再生システム構築に向けた技術実証、筋萎縮予防に貢献可能なバイオ素材の有効性検証や細胞内の重力感知メカニズムに関する宇宙実験、船内ドローンロボットを使ったプログラミング競技会等を計画しております。星出宇宙飛行士が、「きぼう」日本実験棟の利用を通じて素晴らしい成果を創出することを期待しております。

 これまで多くのご協力、ご支援を頂きましたNASA、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)、カナダ宇宙庁(CSA)、ロシア連邦宇宙局をはじめとする国内外の関係機関の皆様及び国民の皆様に心からお礼を申し上げるとともに、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2021年(令和3年)4月24日
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
理事長 山川 宏

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