プレスリリース・記者会見等

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星出彰彦宇宙飛行士のISS船長(ISSコマンダー)就任について

2021年(令和3年)4月28日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

 2021年4月28日(日本時間)、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の星出宇宙飛行士は、前任のシャノン・ウォーカー宇宙飛行士(米国)から引き継ぎを受け、ISS船長に就任しました。

 星出宇宙飛行士は、約5ヶ月間、ISS船長として搭乗員を統括し、指揮を執る予定です。

理事長談話

星出彰彦宇宙飛行士のISS船長就任について

 2021年4月28日、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の星出宇宙飛行士が、NASAのシャノン・ウォーカー船長から引き継ぎ、ISS船長に就任したことを非常に喜ばしく思います。

 星出宇宙飛行士は、日本人2人目のISS船長として、搭乗員の安全を確保し、ミッション全体の成功に向けて、ISS搭乗員を統括し、指揮を執るという重要な役割を担うことになります。
 今回の任命は、星出宇宙飛行士のこれまでの宇宙活動実績に加えて、地上での日々の業務や訓練等において発揮される、優れたリーダーシップが高く評価されたものと思います。
 星出宇宙飛行士には、学生時代からのラグビー経験で培った、“One for All, All for One”の精神で、ISS船長として米国、欧州、ロシアの宇宙飛行士のチームをまとめ、地上の管制官やエンジニアなどの多くのチームとも強固なスクラムを組みながら、数多くの素晴らしい“トライ”をあげてくれることを期待しています。

 これまで多くのご協力、ご支援を頂きましたNASA、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)、カナダ宇宙庁(CSA)、ロシア連邦宇宙局をはじめとする国内外の関係機関の皆様及び国民の皆様に心からお礼を申し上げるとともに、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2021年(令和3年)4月28日
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
理事長 山川 宏

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