宇宙戦略基金事業 技術開発テーマの実施機関を決定
2024年(令和6年)12月13日
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙戦略基金に係る政府の基本方針・実施方針を踏まえ、民間企業・大学・国立研究開発法人等に対して、技術開発テーマの公募を実施しており、このたび、下記の技術開発テーマについて、審査会において、提案された各技術開発課題の審議を行い、実施機関を決定しました。
技術開発テーマ : 国際競争力と自立・自在性を有する物資補給システムに係る技術(文部科学省分)
概要 : 基本方針で定められている「2030 年以降のポスト ISS における我が国の民間事業者の事業を創出・拡大」すること等に向けて、2030 年代早期までにポスト ISS における我が国の民間事業者による商業宇宙ステーションへの実際の物資補給を実施・成功させ、事業として実現することを前提に、商業宇宙ステーションへの物資輸送に必要な新型近傍通信システム技術等の物資補給システム技術やドッキング検証システム技術の詳細設計及びその検証までを完了する。
A)複数の商業宇宙ステーションへの自在な接近を可能とする近傍通信システム技術等の物資補給システム技術
実施機関(代表機関) | 技術開発課題名 |
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株式会社日本低軌道社中 (研究代表者:山本 雄大) |
米国商業宇宙ステーションへの物資補給システム技術開発、次世代近傍通信システム技術開発 |
B)商業物資補給機と商業宇宙ステーションのドッキングシステムの検証技術
実施機関(代表機関) | 技術開発課題名 |
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株式会社IHIエアロスペース (研究代表者:石川 拓規) |
自動ドッキング機構のアクティブ機構検証システムの開発 |
他の技術開発テーマについても、順次、実施機関を公表する予定です。詳しくは、宇宙戦略基金Webサイトにて情報発信いたします。
宇宙戦略基金Webサイト