プレスリリース・記者会見等

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国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在搭乗員の指名

2026年(令和8年)1月9日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際調整を踏まえて、諏訪理宇宙飛行士を、ISS長期滞在搭乗員に指名しましたのでお知らせいたします。
 諏訪宇宙飛行士は、2023年7月にJAXAに入構し、日本人宇宙飛行士候補者として基礎訓練を参加・修了し、2024年10月に宇宙飛行士として認定されました。
 諏訪宇宙飛行士は、今回の長期滞在が、初めての宇宙飛行となります。


滞在時期 2027年頃
主な任務 ISS長期滞在搭乗員として、「きぼう」を含むISSの各施設の維持・保全、利用ミッション(科学実験等)を実施する予定

参考資料

参考リンク:(諏訪理宇宙飛行士について)

参考資料 1:諏訪理宇宙飛行士の略歴

諏訪 理(すわ まこと)
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門宇宙飛行士運用技術ユニット宇宙飛行士グループ
宇宙飛行士
49歳(2026年1月9日現在)

2007年6月 プリンストン大学大学院地球科学研究科修了
2008年1月 青年海外協力隊にてルワンダ国派遣
2010年11月 国際連合・世界気象機関(WMO) 入社
2014年3月 世界銀行 入行
2023年6月 世界銀行 退社
2023年7月 JAXA入構、宇宙飛行士候補者基礎訓練開始
2024年10月 同基礎訓練を修了、宇宙飛行士として認定
2025年9月 イタリア、マテーゼ近郊で実施された欧州宇宙機関(ESA)のCAVES訓練(洞窟内チームワーク訓練)に参加

参考資料 2:JAXA宇宙飛行士のISS長期滞在実績と予定


参考資料 3:理事長談話

 この度、国際宇宙ステーション(ISS)参加各極による国際調整を踏まえ、諏訪理宇宙飛行士をISS長期滞在搭乗員に指名したことをご報告でき、大変喜ばしく思っております。

 諏訪宇宙飛行士は、2023年に宇宙飛行士候補者として選抜されて以来、基礎訓練および国際パートナーとの協働訓練を着実に積み重ね、2024年に宇宙飛行士として正式認定を受けました。さらにNASAでの維持・向上訓練に加え、極限環境でのチーム行動やリーダーシップを鍛えるESAのCAVES訓練にも参加し、長期滞在に必要な技能や資質を高めてまいりました。

 JAXAは、ISSでの日本人宇宙飛行士の長期滞在で培った有人宇宙技術を基盤として、有人与圧ローバーをはじめとする国際宇宙探査に資する技術実証、国際協力の強化、民間との連携拡大を進めています。また、2030年以降の地球低軌道における民間主体となる活動の活発化を見据え、新たな有人活動の形を築くための取り組みも加速しています。
 諏訪宇宙飛行士にとって初めてとなる ISS長期滞在ミッションが、社会に貢献する多くの成果をもたらし、月探査を通じた人類のフロンティア拡大へと発展することを期待しております。

 この度の諏訪宇宙飛行士のISS長期滞在の決定にあたり、内外の関係者の皆様から賜りましたご協力に対し、心より感謝申し上げます。

2026年(令和8年)1月9日
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
理事長 山川 宏




参考資料 4:本人抱負

 国際宇宙ステーション(ISS)での有人滞在が始まった2000年11月、私はまだ大学院生でした。どこかでそのニュースを耳にし、宇宙への淡い憧れを抱きつつも、自分には遠い世界の出来事のように感じていたことを覚えています。

 あれから25年。世界情勢も宇宙開発の状況も大きく変わりました。その間、ISSは発展を続け、持続的に多くの成果を生み出してきました。先輩の宇宙飛行士の皆さんが活躍し、確実に襷をつないでくださったおかげで、私たちにとって宇宙での長期滞在が日常となる世界が拓かれつつあります。
 今回、ISSでの長期滞在ミッションに挑戦する機会をいただいたことに、喜びと使命感を抱くとともに、国際協力のもとISSが積み重ねてきた歴史の重みを深く感じています。そして、その歴史の先には、月・火星、さらには新たな地球低軌道の時代が広がっています。私に課された大切な役割は、ポストISS時代を見据えながら、この襷を途切れさせることなく、しっかりと未来へつないでいくことだと思っています。これから始まる長期滞在に向けた訓練に、全力で、そして楽しみながら挑んでいきたいと思います。そして、皆さまに宇宙開発の可能性やワクワクを少しでも多くお届けできれば幸いです。

 日ごろからISS計画や運用をはじめとする宇宙開発を支え、応援してくださる多くの皆さまに心から感謝申し上げます。今後とも変わらぬ応援をいただけましたら幸いです。

2026年(令和8年)1月9日
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
宇宙飛行士 諏訪 理

参考:

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